わたしたちセレスは、「インターネットマーケティングを通じて豊かな世界を実現する」を経営理念とし、事業活動を通じてサステナビリティを推進し、「豊かな環境・豊かな社会・豊かな経済」の実現にとりくみ、世界中の人々が「豊かな生活」を送れるよう、挑戦してまいります。
インターネットマーケティングを通じ、お客様がサステナブルな商品やサービスに出会えるプラットフォームでありつづけ、自社の製品開発や原材料調達、生産、ロジスティクス、流通、使用、再利用、廃棄に至るまで、ライフサイクルすべてにおいて、環境・社会価値の高い商品やサービスを提供してまいります。
地球環境問題を経営の最優先課題の一つとしてとらえ、すべてのステークホルダーと協同し、本方針をもとに、「豊かな世界の実現」に取り組んでまいります。
事業活動推進にあたって、環境法令、国際的な宣言、規約、条約、及びステークホルダーとの合意事項を遵守し、企業の社会的責任だけでなく、環境問題に対する将来課題や期待を察知し、自主的な行動基準を策定・実行してまいります。
バリューチェーン全体でのカーボンニュートラル実現を目指し、事業の短期・中長期リスク及び機会に対応していきます。科学的根拠に基づく気候変動緩和に向け、温室効果ガス排出を削減し、インターネットマーケティングとデジタル技術を活用した、新たな環境価値創出に取り組み、脱炭素社会実現に貢献してまいります。
事業活動において、省エネ化・再生可能エネルギー導入を推進し、従業員の環境意識向上へ努めるとともに、サプライチェーン上での化学物質や廃棄物などによる自然環境汚染や健康被害につながる健康リスクを予防し、大気汚染物質の排出削減、有害廃棄物および排水の排出削減・適正処理に努めてまいります。
ライフサイクルアセスメント視点に基づき、ライフサイクル全体で環境負荷低減に取り組み、自然資本の持続可能な利用及び使用量削減、廃棄量削減・リユースやリサイクルを行い、循環型社会形成に貢献してまいります。
事業拠点やサプライチェーン全体で、水の効率的使用やリサイクル水を促進し、水使用量削減、水の適切な処理に取り組み、定期的モニタリングと水の有効利用へ積極的に関与してまいります。
生態系サービスがもたらす恩恵を認識し、生物多様性への影響を最小化するとともに、地下消費資源・CO2・水消費削減や、森林認証材の採用・脱プラスチック・サーキュラーエコノミー推進を行い、陸域生態系の保護、海洋・海洋資源の保全に努めてまいります。
セレス事業活動における、環境関連情報開示や普及啓発に努め、パートナー企業や地域社会、NGO/NPO、顧客や従業員への教育研修機会等、あらゆるステークホルダーとのエンゲージメントを推進してまいります。
環境負荷低減に向け、定量目標を定め、事業投資・商品やサービスの提供・物流等、事業活動全ての新規検討段階において、環境デューデリジェンスやモニタリングレビューを行い、適切な対応に努めてまいります。
代表取締役社長
都木 聡
2025 年 6 月 5 日制定
2015 年SDGs(17 目標・169 ターゲット)が国連サミット全ての加盟国で合意。同時に世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して2℃未満に抑え、今世紀末には排出量と吸収量をバランスさせる必要があることを共通認識として、パリ協定がCOP21で採択されました。
世界全体で持続可能な社会を目指す動きが加速するなか、セレスは7つのマテリアリティを設定しTCFD提言に沿った、ガバナンス/事業戦略/リスク管理/指標と目標の情報開示に取り組んでまいりました。SDGs達成と、さらにその先の「豊かな未来の実現」を見据え、環境目標を設定し、推進してまいります。
1:自社サービスを通じた豊かな社会の実現への貢献
2:環境に配慮した製品・サービスの提供
3:オープンイノベーションによる社会課題解決・経済発展への貢献
4:多様な人材の活躍
5:デジタル広告の公正な運用と業界の健全な発展への貢献
6:情報セキュリティとプライバシー
7:コーポレート・ガバナンスの強化
・長期目標(ネットゼロ目標) 2050年目標
Scope1+2 および 3 における温室効果ガス排出の実質ゼロ
・短期目標(1.5℃水準) 2030年目標
温室効果ガス排出 Scope1+2:2024 年度(43CO₂t)比 100 %削減(43CO₂t 減 再エネ比率 100%)
温室効果ガス排出 Scope3 :2024 年度(22,191CO₂t)比 25.2%削減(5,592CO₂t 減)
・TNFD提言に沿ったLEAPアプローチを少なくとも毎年1件実施する
・責任ある原材料調達(グリーン購入を促進する)
・水資源枯渇への対策(取水・排水・消費量の把握と削減へ取り組む)
・廃棄物リユースの促進(オフィス家電の再利用)
・包装材廃棄削減(森林認証・バイオマスプラスチックへの転換)
・有害物質と廃棄物管理(製品および包装材の最適化)
・大気汚染物質の管理と削減
・クリーンテクノロジーへの取組み(ESG教育の実施)
・再生可能エネルギーの促進
・顧客の健康と安全に関して、製品情報、安全データシート、安全評価の実施を行う
・環境表示に取り組み、環境ラベル、ESGデータ、統合報告書、第三者検証の実施を行う
・サプライチェーンへ積極的に働きかけ、環境目標達成に向け、エンゲージメントを深める
*定量目標/達成年度はESGデータにて開示
*LEAP:Locate(発見)・Evaluate(診断)・Assess(評価)・Prepare(準備)