NEWSニュースリリース

シビラ株式会社との資本提携に関するお知らせ

2017年6月16日

当社は、ブロックチェーンの研究開発ベンチャーであるシビラ株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:藤井 隆嗣、以下「シビラ」)との間で、資本提携を行うことを決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.資本提携の理由
当社は、スマートフォン端末をメインデバイスとするインターネットメディアを企画・開発し運営することを主業としており、利用者に対して電子マネー等に交換可能なポイントをインセンティブにインターネット上の様々なアクションを促し収益を得ております。国内最大級のスマートフォン向けポイントサイトであるモッピーに加え、モバトクとお財布.comを運営しております。

一方、シビラは独自ブロックチェーンの研究開発とソリューション提供を行うベンチャー企業です。シビラが独自開発したブロックチェーン「Broof」は、データベースとしての堅牢性と高いパフォーマンス、そしてトレーサビリティと情報解析に優れております。「Broof」は、M2M(Machine to Machine)でのマイクロペイメントが行える高速なブロックチェーンをコンセプトにしており、「ビットコイン互換」、「処理速度と信頼性の高さ」、「拡張性の高さ」の特長を有しております。既に、宮崎県綾町の有機農産品のトレーサビリティに関し、ブロックチェーン「Broof」を活用した実証実験を行っております。(2016年10月から翌年3月の期間)

ブロックチェーンとは、信頼性、説明責任、透明性を担保しながらビジネス・プロセスを効率化できる、P2P(Peer to Peer)技術を用いて管理する「分散型台帳」です。ブロックチェーンは仮想通貨ビットコインの中核技術として提唱された技術で、改ざん困難な記録方式として通貨以外への応用も期待されています。経済産業省はブロックチェーンの調査報告書をまとめ(2016年)、ブロックチェーン技術は流通管理や土地の登記などへの応用が期待されており、潜在的な国内市場規模は67兆円にのぼると予測されています。

当社では、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営しており、そのポイントは一種の仮想通貨(トークン)であると定義しています。そのため、グローバルな仮想通貨であるビットコイン及びブロックチェーン技術とは非常に親和性が高いと考えております。また、近時FinTech(フィンテック)と呼ばれるFinanceとTechnologyを併せ持つ領域のベンチャー企業が隆盛しており、技術革新により今後もより質の高いサービスが提供されていくことが予想されます。当社は仮想通貨・ブロックチェーン技術をもつ株式会社bitFlyer、コインチェック株式会社、ビットバンク株式会社、株式会社Orb、breadwallet LLCなどと提携を行っております。今回のシビラへの出資を通じて仮想通貨(トークン)・ブロックチェーン技術においてビジネスシナジーの可能性を追求してまいります。

2.資本提携の内容等
シビラが第三者割当増資により新株式を発行し、その一部を引き受けます。

3.資本提携の相手先の概要

(1)名称 シビラ株式会社
(2)所在地 大阪府大阪市西区北堀江1-18-17 元林ビル3F
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 藤井 隆嗣
(4)事業内容 ブロックチェーンの研究開発およびソリューションの提供
(5)資本金 2,098万円(資本準備金を含む)
(6)設立年月日 2015年3月13日
(7)当社と当該会社
との間の関係
資本関係 該当事項はありません
人的関係 該当事項はありません
取引関係 該当事項はありません
関連当事者への該当状況 該当事項はありません

4.日程
取締役会決議 2017年6月16日
資本提携契約締結日 2017年6月16日
株式取得日 2017年6月30日(予定)

5.今後の見通し
本件が当社の当期業績に与える影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的に当社の業績の向上に資するものと考えております。

以上

(参考)当期業績予想(2017年2月14日公表分)及び前期実績

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期業績予想
(2017年12月期)
4,200百万円 600百万円 596百万円 387百万円
前期実績
(2016年12月期)
3,726百万円 557百万円 497百万円 275百万円

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株式会社セレス  広報担当
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