NEWSニュースリリース

ビットバンク株式会社への追加出資及び業務提携に関するお知らせ

2015年12月21日

当社は、ビットコインサービス「ビットバンクウォレット」「ビットバンクトレード」等を提供するビットバンク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:廣末紀之、以下「ビットバンク」)との間で、追加出資及び業務提携を行うことを決定いたしましたので、お知らせいたします。

1.追加出資及び業務提携の理由
当社は、スマートフォン端末をメインデバイスとするインターネットメディアを企画・開発し運営することを主業としており、利用者に対して電子マネー等に交換可能なポイントをインセンティブにインターネット上の様々なアクションを促し収益を得ております。国内最大級のスマートフォン向けポイントサイトであるモッピーに加え、モバトクとお財布.comを運営しております。
一方、ビットバンクは国内最大規模の仮想通貨やブロックチェーン関連のニュースメディア「BTCニュース」や、ビットコインの購入・送金・代金支払い・受取、ビットコインの残高・利用履歴管理等が可能な「ビットバンクウォレット」、最大レバレッジ20倍の日本初のビットコインFX取引が可能である大手ビットコイン取引所「ビットバンクトレード」を展開しております。
ビットコイン取引所である「ビットバンクトレード」は、少額取引が可能となっており約1,500円からのFX取引を行うことができます。また、SSL通信や暗号化だけでなく、ビットコインをオフラインで保管するコールドウォレット採用で外部からの攻撃に備えるだけでなく、マルチシグ導入で社内のビットコイン管理体制を厳格化する等、高いセキュリティシステム上でビットコインを扱える環境を整えております。

ビットコインは、インターネット上で流通している仮想通貨の1つで、オープンソースプロトコルに基づくPeer to Peer型の決済網です。ビットコインは権力機関や金融機関を介さないため、極めて低いコストでの決済を可能にするとされており、マイクロペイメントや国際送金などへの利用が期待されております。

当社では、現金や電子マネー等に交換可能なポイントサービスを運営しており、そのポイントは一種の仮想通貨であると定義されます。そのため、グローバルな仮想通貨であるビットコインとは非常に親和性が高いと考えております。また、近時FinTech(フィンテック)と呼ばれるFinanceとTechnologyを併せ持つ領域のベンチャー企業が隆盛しており、技術革新により今後もより質の高いサービスが提供されていくことが予想されます。当社はFinTech企業であるビットバンクへの出資を通じてFinTech領域と当社が運営する各メディアとのビジネスシナジーの可能性を今後も追求してまいります。

2.追加出資及び業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
当社が運営する国内最大級のスマートフォン向けポイントサイトであるモッピーが発行するモッピーポイントとビットバンクが提供するビットコインとの交換を可能といたします。今回の業務提携によりモッピーユーザーは、本年5月より提携をしているbitFlyer、本年8月より提携をしているcoincheckに加えて、ビットバンクウォレットを通じてビットコインにいつでもポイント交換することができ、ビットコインを使ったショッピングでの決済に加え、個人間送金や国際送金などに利用することが可能となります。
(2)追加出資の内容
ビットバンクが第三者割当増資により新株式を発行し、その一部を引き受けます。

3.資本業務提携の相手先の概要
名称:ビットバンク株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷2-10-15 NV_1 BLDG 7F
代表者の役職・氏名:代表取締役CEO 廣末紀之
事業内容:仮想通貨関連事業
資本金:2億1,700万円(資本準備金含む)
設立年月日:2014年5月
当社と当該会社との間の関係:資本関係におきましては、平成27年3月18日付で当該会社の普通株式100株の割当を受けております。人的関係、取引関係、関連当事者への該当状況におきましては、該当事項はありません。

4.日程
取締役会決議 平成27年12月18日
資本業務提携契約締結日 平成27年12月21日
株式取得日 平成27年12月21日(予定)

5.今後の見通し
本件が当社の当期業績に与える影響は軽微であると見込んでおりますが、中長期的に当社の業績の向上に資するものと考えております。

■お問い合わせ先
株式会社セレス 広報担当
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