公益財団法人生命保険文化センターの「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険の世帯加入率は89.8%でした。
約9割の世帯が生命保険に加入していることから、生命保険は普段の生活におけるリスクに備えるために重要な役割を果たしていると言えます。
多くの世帯が生命保険に加入している中で「自分が払っている保険料は適切なのか」「周りは保険料にいくら払ってるのか」という疑問を感じることもあるのではないでしょうか?
こちらの記事では、公益財団法人生命保険文化センターの資料を基にしながら、日本人は平均して「毎月保険料をいくら払っているのか」を解説します。生命保険料の負担に関する疑問を持っている方に役立つ内容となっているので、参考にしてみてください。
- 毎月払っている保険料の平均は約3万1,000円
- 保険料は保障内容や「貯蓄型」「掛け捨て型」の種類によって差がある
- 保険を選ぶ際には、保険料だけでなく保障内容や保障期間もチェックすることが大切
- ネット保険を利用すると保険料を抑えられる
- 最適な保険に加入できているか確認するには、ファイナンシャルプランナーへの相談か保険相談窓口の利用がおすすめ
毎月の生命保険料の平均は約3万1,000円
生命保険文化センターの「令和3年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、生命保険(個人年金保険を含む)の世帯年間払込保険料は37.1万円でした。毎月の保険料に換算すると約3万1,000円となります。
以下で、世帯別やライフステージ別に見た保険料の支払額に関するデータを紹介します。
【世代別】保険料の平均支払額
支払っている保険料を年代別にみると、下記のように50代が最も高い結果となりました。
年代 | 年間支払保険料 |
---|---|
全体 | 37.1万円 |
29歳以下 | 21.5万円 |
30~34歳 | 26.2万円 |
35~39歳 | 38.2万円 |
40~44歳 | 34.8万円 |
45~49歳 | 37.5万円 |
50~54歳 | 43.2万円 |
55~59歳 | 43.6万円 |
60~64歳 | 38.4万円 |
65~69歳 | 43.6万円 |
70~74歳 | 33.7万円 |
75~79歳 | 31.4万円 |
80~84歳 | 28.6万円 |
85~89歳 | 35.8万円 |
90歳以上 | 25.6万円 |
50〜54歳の年間保険料支払額は43.2万円、55~59歳は43.6万円でした。子どもの教育費用を工面する必要があり、マイホームのローン残債がある方にとって、保険が重要な役割を果たしていることが推測されます。
70代以上の年間保険料支払額も20万円を超えていることから、世代に関係なく死亡や病気などのリスクに備えるために、何らかの保険に加入していることがわかります。
【世代別】保険料の支払い余力
「年間でいくらまで保険料を支払えるか」に関する調査では、世代別に下記のような結果が得られました。
世帯主の年齢 | 支払可能保険料 |
29歳以下 | 21.8万円 |
30~34歳 | 31.1万円 |
35~39歳 | 34.7万円 |
40~44歳 | 34.5万円 |
45~49歳 | 34.2万円 |
50~54歳 | 38.0万円 |
55~59歳 | 35.2万円 |
60~64歳 | 37.3万円 |
65~69歳 | 32.9万円 |
70~74歳 | 26.2万円 |
75~79歳 | 19.0万円 |
80~84歳 | 20.8万円 |
85~89歳 | 23.2万円 |
90歳以上 | 14.4万円 |
日本では年功序列の企業が多いことから、年齢を重ねるにつれて収入が増え、保険料の支払う余力も高まっていることがわかります。
また、60歳以降は定年や再雇用契約の満了を迎えて収入が減少する関係から、保険料の支払い余力が低下していることも見て取れます。家計への悪影響を避けるためにも、収入と保険料の兼ね合いを見ながら、最適な保険に加入することが大切です。
【世帯年収別】保険料の平均支払額
世帯年収別に保険料の平均支払額を見ると、世帯年収が高くなるほど払込保険料が高くなっていることがわかります。
世帯年収 | 年間払込保険料平均額 |
---|---|
200万円未満 | 20.5万円 |
200~300万円未満 | 28.0万円 |
300~400万円未満 | 31.5万円 |
400~500万円未満 | 30.6万円 |
500~600万円未満 | 31.9万円 |
600~700万円未満 | 32.9万円 |
700~1000万円未満 | 43.4万円 |
1000万円以上 | 57.9万円 |
世帯年収が1,000万円以上になると、年間で50万円以上の保険料を支払っていることが見て取れます。年収が高いと経済的なゆとりが生まれやすいことから、保険を活用して資産形成を行っていることが推測できるでしょう。
なお、年収に対する年間払込保険料の比率を見ると「6.7%」という結果でした。例えば、年収500万円の方であれば、年間の支払保険料が33万5,000円となる計算です。
【ライフステージ別】保険料の平均支払額
ライフステージ別にみると「末子保育園児・幼稚園児」がいる世帯と「末子就学終了」世帯は、保険料の平均支払額が高い傾向にあります。
ライフステージ | 年間払込保険料平均額 |
---|---|
夫婦のみ(40歳未満) | 21.0万円 |
夫婦のみ(40~59歳) | 37.4万円 |
末子乳児 | 33.2万円 |
末子保育園児・幼稚園児 | 40.2万円 |
末子小・中学生 | 36.9万円 |
末子高校・短大・大学生 | 36.3万円 |
末子就学終了 | 42.1万円 |
高齢夫婦有職(60歳以上) | 37.9万円 |
高齢夫婦無職(60歳以上) | 31.9万円 |
小さい子どもがいると、中学校や高校、大学へ進学するための資金を考えなければなりません。死亡保険や学資保険の加入を通じて、万が一の事態に備えていることが推測できます。
末子の就学が終了した世帯は、自分たちの老後生活を検討するフェーズに入ります。貯蓄性のある保険や個人年金保険など、資産形成が行える特徴を持つ保険加入を通じて、長生きリスクに対応しようとしていることが推測できるでしょう。
生命保険の内容によって保険料の平均は異なる
一口に「生命保険」と言っても、保険料は生命保険の種類や保障内容、被保険者の年齢などによって異なります。保険料は様々な要因を加味したうえで決定されるうえに、保険会社が取り扱っている商品によっても保険料は変わる点に留意しましょう。
以下で、保険に加入するにあたって検討すべきポイントを解説します。
家族に残したいお金はいくらか
自分に万が一の事態が起きた時に、家族に残したいお金はいくらなのか検討しましょう。家族に残したいお金をシミュレーションする際には、以下のように様々な要素を考えなければなりません。
- 遺族年金の有無
- 共働きか専業主婦(夫)か
- 子どもの人数
- 想定している進学ルート
- 現在の資産状況
保険は、万が一の事態に備えるべきものです。極端な例では、すでに十分な資産があり自分に万が一に事態が起きても遺族が生活に困らない場合、保険に加入する必要はありません。
生命保険に加入する際には「万が一の際に生命保険で保障すべき金額はいくらか」を、きちんと考えることが大切です。必要以上に保険へ加入すると、保険料を無駄に支払うことになるため注意しましょう。
どの生命保険にするのか・どのようなリスクに備えられるか
生命保険を活用して備えるべき金額が把握できたら、どのような組み合わせで保険に加入すべきか考えましょう。
保険の種類 | 備えられるリスク・加入する目的 |
---|---|
死亡保険(定期保険、終身保険、収入保障保険) | 死亡や高度障害 |
医療保険 | 公的保険では給付対象外となる入院や通院・先進医療 |
がん保険 | がんの治療費 |
学資保険 | 契約者の死亡・高度障害 子どもの学資資金を用意する |
個人年金保険 | 長生きリスク 公的年金の上乗せとなる老後の収入を用意する |
変額保険 | 契約者の死亡・高度障害 運用しながら老後の資金を用意できる |
ライフステージや家族構成によって、備えるべきリスクや必要な保障額は異なります。保険の契約を通じて達成したい目的と、保険の特徴が合致しているか確認しましょう。
無駄に保険料を払わないためにも、今後の人生の展望や資産状況などを鑑みて、必要な保障を検討することが重要です。
貯蓄型の生命保険は保険料が高い
生命保険の中には、終身保険や養老保険のように貯蓄性を有する商品があります。
- 終身保険
- 養老保険
- 変額保険
- 外貨建て保険
- 個人年金保険
- 学資保険など
貯蓄性がある保険の場合、保障に対する部分の保険料に加えて運用に対する保険料を支払わなければなりません。そのため、掛け捨て型保険と比較すると貯蓄性がある保険は保険料が高くなります。
終身保険は、解約をしなければ保障が一生涯続く安心感がある一方で、保険料が高めに設定されている点は押さえておきましょう。
毎月の保険料負担が大きくなると、家計を圧迫して本末転倒となってしまうため、要注意です。
掛け捨て型の生命保険は保険料が安く済む
掛け捨て型生命保険(定期保険)は、安い保険料で大きな保障を得られるメリットがあります。
仕組みもシンプルで、保険金額を高く設定しても保険料を抑えられるため、小さい子どもが複数人いるような世帯に向いていると言えるでしょう。
掛け捨て型保険は有期型であるケースが一般的で、保障期間の満了に伴って保障が終了する点に注意が必要です。また、満期保険金や解約返戻金料を受け取れないため、資産形成には向かない点も留意しましょう。
生命保険を選ぶときのポイント
無駄な保険料の支払いを避け、備えるべきリスクに対して適切に備えるためには、綿密なライフシミュレーションが欠かせません。
ほかにも、生命保険を選ぶときに意識すべきポイントがあるため、以下で解説するポイントを押さえながら最適な保険を探していきましょう。
保険料だけで選ばずに保障内容も加味して検討する
「できるだけ保険料は安く抑えたい」という方は多いですが、保険料だけで選ぶのはおすすめしません。保険に加入する目的は「万が一の事態に備えること」ですから、保障内容が自分の備えたいリスクに合致していることが重要です。
深く検討せずに保険商品を選ぶと、自分の世帯の状況に適さない保険に契約してしまい、結果的に保険料が無駄になってしまう恐れがあります。
また、保険料は下記のように様々な要因で左右されます。
- 加入時の年齢
- 持病の有無
- 保険会社
同じ保障を得られる保険商品でも、保険会社によって保険料が異なります。保険商品の中身を確認した後は、複数の保険会社の商品を比較検討して最適な保険を探しましょう。
保障期間が十分かしっかりと確認する
保障期間について吟味することも重要です。保障期間が不十分だと、保障期間が終了した後に万が一の事故が起きてしまったときに、家族が経済的に困ってしまいます。
- 一生涯にわたった保障が欲しい:終身保険
- 特定の期間だけ手厚い保障が欲しい:定期保険
上記のように、家族構成などを鑑みて適切な保障期間を見定め、必要な保険を選ぶこともポイントです。「特定の期間だけ保障を手厚くしたい」ときは、掛け捨て型保険で対応するのが合理的です。
「保障が一生涯あると安心」と考え、安易に終身保険に加入すると保険料が家計を圧迫してしまう恐れがあるため、注意しましょう。
必要に応じて見直しを検討する
現在加入している生命保険と現在の状況を照らし合わせて、齟齬が生じている場合は見直しを検討しましょう。
必要性が薄い保険や、備えるべきリスクからズレている保険に加入している場合は、無駄に保険料を払わないためにも早い段階で見直しを検討すべきです。
- ライフステージに変化があった
- 保険料の負担が重いと感じるようになった
- 十分な資産形成ができて保険で備える必要性が薄まった
例えば、離婚して独身になったら、配偶者のために死亡・高度障害の備える必要がなくなるケースがほとんどでしょう。
逆に、子どもが生まれて家族が増えたときなどは、保障を手厚くする必要があります。このように、保障内容や保障期間を検討して、現在契約している生命保険が最適かどうかチェックすることは重要です。
必要な保障額をシミュレーションする
必要な保障額は、以下のようにさまざまな要因を加味して考えなければなりません。
- 遺族年金の有無
- 家族の人数
- 賃貸か持ち家か
- 資産状況
- 子どもの希望進路
- 引っ越し予定の有無
- 転職や退職予定の有無
- 共働き世帯か専業主婦(夫)世帯か
- 現在の収支状況
必要な死亡保障をシミュレーションすれば、適切な保険を選べます。過剰に保険契約すると保険料を無駄に払うことになるため、安易に保障額が大きな保険に入るのはおすすめしません。
また、多額の保障が必要な場合は、安い保険料で大きな保証を得られる掛け捨て型保険を検討すると良いでしょう。多額の保障は不要で、保険を活用して資産運用をしたい場合は貯蓄性のある終身保険が向いています。
将来のライフステージの変化を考慮する
現在の状況だけでなく、将来のライフステージの変化を考慮して保険に加入することも重要です。
- 就職
- 転職
- 独立
- 結婚
- 出産
- 子育て
- 引っ越し
- 住宅の購入
- 子どもの進学
- 子どもの独立
- 親の介護
- 定年退職
ライフステージの変化が起こるたびに、必要な保障や備えるべきリスクも変わります。近い将来に起こるであろうライフステージの変化を見越して、必要な保険に加入することも大切です。
ライフステージの変化が起こると多額の出費が発生するケースもあるため、事前にイメージして備えることは重要です。また、一度契約した保険にずっと加入し続けるのではなく、必要に応じて見直しを行うことも意識しましょう。
生命保険料を抑えたいときのポイント
生命保険料を抑えたいときは、保険の保障内容を確認することや、二重保険を回避することが重要です。
生命保険料は毎月(あるいは毎年)発生するコストである以上、できるだけ安く抑えられるように工夫しましょう。
以下で、生命保険料を抑えるためのポイントについて解説します。
保障額が最適か確認する
保障額・保険金額が高くなればなるほど保険料も高くなるため、保障額が最適か確認しましょう。必要以上の保障をかけている場合、結果的に無駄な保険料を払っていることになるため、非常にもったいないです。
ライフステージや収入、家族構成などに合わせて、適切な保障額を分析することを意識しましょう。
重複している保障がないか確認する
同じ保障内容の保険に加入することを「二重保険」と言いますが、重複している保障がないか確認しましょう。
特に、昔に加入した保険がある場合「どのような保険なのか」忘れてしまっていることが考えられます。場合によっては、そもそも保険に加入していたことを忘れてしまうこともあるでしょう。
加入している保険の契約書や保険証券をチェックして、保障内容を洗い出してみてください。
貯蓄型保険より割安な掛け捨て型を選択する
保険は大きく分けて「貯蓄型保険」と「掛け捨て型保険」に大別できますが、掛け捨て型保険のほうが保険料は安いです。
- 保障内容がシンプル
- 貯蓄部分の保険料がない
- 満期保険金・解約返戻金がない
- 運用に回る保険料がない
保険料を抑えたいと考えている場合は、貯蓄型保険よりも掛け捨て型保険のほうが向いている可能性が高いです。保険料は家計にとってコストとなることから、長期的に見て最適な保険を選択しなければなりません。
「貯蓄は貯蓄」「保障は保障」と切り分けて考えたい場合も、保険料を抑えられる掛け捨て型保険の加入を検討しましょう。
保険料がリーズナブルなネット保険を活用する
近年は、保険料を抑えられるネット保険の人気が高まっています。
- 営業員が少ないため人件費が少ない
- 店舗を構えていないので運営費が少ない
- 保険会社の経費(付加保険料)が安い
- 広告費用が安い
- 審査をAIなどを用いて自動化している
同じ内容の保険でも、対面販売型の保険よりもネット保険のほうが、保険料が割安に設定されているケースがほとんどです。
商品によっては、自宅にいながら申し込みから契約まで完結するため、手続きの負担が軽いメリットもあります。
最適な保険に加入できているか確認する方法
「自分だけでは最適な保険に加入できているか判断できない」という方も多いのではないでしょうか。保険商品は多くの種類があるため、自分だけで加入すべき保険を判断するのは簡単ではありません。
以下で、最適な保険に加入できているか確認する方法を解説します。
ファイナンシャルプランナー(FP)に相談する
ファイナンシャルプランナーに相談することで、最適な保険に加入できているか客観的にアドバイスしてもらえます。ファイナンシャルプランナーは金融に関する幅広い知識を有しており、保険だけでなく様々なお金の悩みの相談に対応しています。
- 家計管理:貯蓄の方法や収支の分析方法
- 老後の生活設計:老後の生活費のシミュレーション、老後の生活資金の作り方
- 教育資金:子どもの教育資金の作り方
- 年金・社会保険:年金制度や健康保険制度の仕組みなど
- 住宅資金:住宅ローン控除や購入できる物件の目安
- 資産運用:金融商品の選び方、NISAなどの制度の解説
- 税制:医療費控除などの節税方法
- 保険:加入している保険内容の確認、見直し
- 介護・医療費:用意すべき医療費用・介護費用の目安、介護保険制度
- 相続・贈与:相続の準備方法
ファイナンシャルプランナーは豊富な金融知識を有しているため、お金にまつわる様々な疑問を解決してくれるでしょう。日本FP協会では「FP無料体験相談」を行っているので、興味がある方は利用してみてはいかがでしょうか。
保険の相談窓口を利用する
保険の相談窓口を利用するのもおすすめです。保険の相談窓口は、何度でも無料で保険に関する相談ができ、ファイナンシャルプランナー資格を持っている担当者も多くいます。
- 何度でも無料で相談できる
- 保険に詳しいプロフェッショナルからアドバイスを受けられる
- 個別のニーズに合わせたオーダーメイドの提案をしてくれる
- 保険に関する疑問や不明を解消してくれる
- 現在加入している保険についても相談できる
- 複数の保険商品を比較検討できるので自分で見直すよりも時間の節約になる
- 複数の保険商品を比較し、保険選びをサポートしてくれる
- 保険契約手続きのサポートをしてくれる
- 変更や更新のサポートなどアフターフォローもしてくれる
保険に関する知識に自信がない方や自分だけで判断するのが難しい方は、保険の相談窓口の活用を検討しましょう。結婚や出産などのライフステージの変化が起こったときに、専門家のアドバイスが欲しい場合も相談するメリットが大きいです。
生命保険の支払いでよくある質問
以下では、生命保険の支払いでよくある質問にお答えします。
- 妻にかける生命保険の、平均保険金額はいくら?
- 40代の人は生命保険料を毎月いくら払ってる?
- 全世代は生命保険料を毎月いくら払ってる?
- 妻にかける生命保険の、平均保険金額はいくら?
-
妻ではなく「配偶者」のデータにはなりますが、生命保険文化センターの「令和3年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、配偶者の普通死亡保険金額の平均は692万円でした。
あくまでも平均値で、必要な保障額は家族構成などによって必要な保険金が異なる点に留意してください。
- 40代の人は生命保険料を毎月いくら払ってる?
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生命保険文化センターの「令和3年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、40~44歳の平均保険料は約2万9,000円、45~49歳の平均保険料は約3万1,000円でした。
概ね3万円が、40代の毎月における平均保険料額と言えるでしょう。
- 全世代は生命保険料を毎月いくら払ってる?
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生命保険文化センターの「令和3年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、全世代の1世帯あたりの平均年間払込保険料は37.1万円でした。月平均に換算すると約3万1,000円となります。
20代に生命保険が必要か気になる方は「20代に生命保険は必要?加入のメリット・デメリットやおすすめの選び方を紹介!」をご覧ください。
家計の状況を考慮して生命保険に毎月いくら保険料を払うのか決めよう!
生命保険文化センターの資料によると、生命保険の世帯年間払込保険料は37.1.万円で、毎月いくら払っているかに換算すると約3万1,000円でした。
平均値を参考にしながら、家族構成や資産状況などを鑑みて必要な保障額を決めると良いでしょう。過剰に保険加入すると無駄な保険料を支払うことになるため、本当に必要な保障を見定めることが大切です。
自分だけで最適な保険に加入できているか判断できない場合は、ファイナンシャルプランナーへの相談や保険相談窓口の利用を検討してみてください。保険の加入や見直しを検討している方は、家計状況や保険料負担を意識しながら、最適な保険選びをしていきましょう。