借金一本化とは複数社の借金を1社にまとめることを指し、おまとめローンとも呼ばれています。
2021年に発表された「多重債務者対策をめぐる現状及び施策の動向」によると、多重債務者(複数社に借り入れがある方)は123万人でした。
総務省統計局が発表している2021年時点の労働力人口は6,860万人なので、約1.8%が借金している計算になります。
おまとめローンを利用すれば、借金返済の手間が少なくなる上に、利息を減らして返済負担を抑えられる可能性があります。
この記事では借金一本化の概要を解説し、対応している金融機関やメリット・デメリットについて紹介します。
記事を参考に、自分の借金を一本化するか判断してみてください。
- 借金一本化とは複数社の借金を1社にまとめること
- メリットは返済管理が楽になり、月々の返済額が減ること
- デメリットは審査が必要で元本は減らないこと
- 借金一本化で解決できない場合は債務整理を検討する
- 債務整理には費用が安く相談料無料のはたの法務事務所がおすすめ
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借金一本化にはデメリットもある!弁護士相談での判断がおすすめ
借入の一本化は、必ず弁護士や司法書士などのプロに相談した上で判断しましょう。
なぜなら、借入の一本化には返済総額が増えたり、返済が長期化して逆に苦しくなったりするなどのデメリットもあるからです。
借金問題に関する知識がないほとんどの人は、適切な判断ができない可能性があります。
確かに、専門家に相談するには勇気がいるかもしれません。
しかし、多くの法律事務所は無料相談を受け付けているため、実際には気軽に相談できます。
借金相談については、後ほど詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてください。
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借金一本化とは複数社の借金を1社にまとめること
*イラストを挿入
借金一本化とは、複数社に分かれている借金を1社にまとめることです。
おまとめローンとも言われていて、下記のような会社で対応してもらえます。
例えばA社で40万円、B社で20万円、C社で30万円借金している方がいるとしましょう。
返済の負担を軽減させるために、合計90万円の借金をD社にまとめました。
D社からは90万円が振り込まれ、A社B社C社それぞれの借金を一括で返済します。
これがおまとめローンの全体像です。
借り換えとおまとめ(借金一本化)の違い
おまとめローンは、複数社の借金を1社にまとめるためのものです。
一方、借り換えローンは別のカードローンへ借り換えるための商品で、借金をまとめる効果はありません。
おまとめローンと借り換えローンの違いを同じ意味として用いている会社もありますが、商品の中身は明確に異なると理解しておきましょう。
借金一本化を考えている方にとって、今必要な商品はおまとめローンです。
借り換えローンを契約してしまうと、複数社のうち1社の借金が別の会社に切り替わるだけなので注意してください。
借金一本化したい場合に役立つ金融機関3つ
借金一本化できる金融機関は、大きく3種類に分かれます。
利用できる方の条件が異なるので、自分がどの会社を活用するか確かめてみてください。
消費者金融
消費者金融で借金一本化するポイント
・全国に店舗があり利便性が高い
・原則在籍確認がない
・審査基準が銀行カードローンよりも低い傾向にある
・そのぶん金利は高くなる
おまとめローンはアコムやプロミスなどの消費者金融で対応しています。
全国に店舗(無人契約機)があるだけでなく、申し込みから借り入れまでオンラインでの対応が可能な点もメリットです。
消費者金融は後述する銀行カードローンよりも審査基準が低い傾向にあり、多くの方が利用できるサービスになっています。
しかし、そのぶん高金利(3.0〜18.0%程度)なので、現在の借入額が大きい方は、各社のサイトにある返済シミュレーションを使いながら返済額を確認してみてください。
メガバンクや地方銀行
メガバンクや地方銀行で借金一本化するポイント
・低金利で借金一本化できる
・大手金融機関の安心感がある
・審査基準が比較的高い
・おまとめローンとして販売している商品はない
普段から取引している会社や街中で見かける会社が多く、はじめて利用するときも安心感を覚えるでしょう。
メガバンクや地方銀行は消費者金融よりも低金利(1.4~14.8%程度)での融資が可能ですが、そのぶん審査基準は高くなります。
申し込みを検討している方は、借金一本化の審査に通りにくい人の特徴を確認しながら、自分が該当していないかチェックしてみてください。
なお、銀行カードローンでは「おまとめローン」として販売している商品は基本的にありません。
通常のカードローンをおまとめ用に使う形になるので、消費者金融とは仕様が異なると理解しておきましょう。
全国労働金庫(ろうきん)
ろうきんで借金一本化するポイント
・フリーローンという商品名で販売されている
・低金利でお金を借りられる
・最長10年の返済期間を確保できる
・関東1都7県に在住していることが条件になる
全国労働金庫(以下ろうきん)の「フリーローン」は、借金一本化に利用できます。
変動金利であれば5.825〜6.325%、固定金利であれば7.0〜7.5%で借りられる点がメリットです。
また最長10年の返済期間を用意しているため、毎月の負担を抑えながら自分のペースで返済できるでしょう。
ただし、ろうきんのフリーローンを利用するには、次の条件を満たしていなければなりません。
ろうきんの申込条件
・団体会員の構成員
・生協会員の組合員および同一生計家族
・関東1都7県に住んでいる一般労働者
団体会員・生協会員でない方は関東1都7県に在住していることが条件なので、該当しないなら消費者金融か銀行カードローンを検討してみてください。
借金一本化する3つのメリット
借金一本化は返済の管理が楽になったり、毎月の返済額を減らせたりするメリットがあります。
現在2社以上で借金をしている方は、借金一本化のメリットを確認してみてください。
返済の管理が楽になる
借金一本化は毎月の返済が楽になるメリットがあります。
毎月数日に分けて行っていた借金の引き落としが1日に集約されるため、支払いの管理も楽になるでしょう。
たとえば、借金一本化せず返済期日をまとめていないと「今日はA社で2万円、明後日はB社で3万円、月末はC社で1万円」のような形で毎月複数回引き落とされます。
しかし1社にまとめれば1日で引き落としが完了するため、手間がかかりません。
毎月の返済を1度にまとめると、うっかり返済用のお金を使ってしまうリスクも避けられます。
複数社からお金を借りている方は、借金一本化を検討してみてください。
毎月の返済額を減らせる可能性がある
借金一本化すると、毎月の返済額を減らせる可能性があります。
それぞれの会社に約定返済金額(最低限支払わなければならない金額)があり、1社にまとめることで支払いの最低額が軽減されるからです。
たとえば3社で借金している場合、それぞれの約定返済金額が5,000円なら、3社合計で15,000円返済しなければなりません。
しかし、借金一本化で1社にまとめたら、10,000円程度で収まる可能性があります。
上記はあくまでも例であり、借金の額や利用する会社によって約定返済額は増減します。
ただし返済期間が長くなり利息が膨らむ可能性もあるので、必ず返済シミュレーションを実施してから申し込んでください。
総量規制の対象外になる
借金一本化は総量規制の対象外になる可能性があります。
通常の借り入れもおまとめローンも同じ借金ですが、消費者が一方的に有利になるケースは総量規制の対象にはなりません。
おまとめローンで毎月の返済額と借入残高が減少するケースは、総量規制の「例外貸付け」に該当します。
参照元:日本貸金業協会
ただし借金一本化した結果、返済総額が多くなるような契約は、消費者の利益にならないと判断されて審査に通過できません。
借金一本化が消費者にとって有利になると判断されたときのみ、総量規制の対象外になると理解しておきましょう。
借金一本化する5つのデメリット
借金一本化はメリットだけでなく、デメリットも3つあります。
デメリットを知らないまま利用すると自分の借金を増やしてしまう可能性もあるので、損しないように一読してみてください。
支払いが長くなり利息の負担が大きくなる
借金を一本化すると、支払いが長くなり利息の負担が大きくなる可能性があります。
これまでよりも毎月の返済額を少なくした結果、支払いが長くなり利息が利息を生むような状態になってしまうからです。
例えば借金を100万円していると仮定して、返済回数によって利息がどれくらい変わるか確認してみましょう。
返済回数 | 39回 | 78回 |
---|---|---|
累計返済額 | 1,269,573円 | 1,571,206円 |
利息 | 269,573円 | 571,206円 |
※金利15.0%、借金100万円でシミュレーション
返済額を少なくすると、利息が膨らんでしまう可能性があります。
借金一本化を検討している方はシミュレーションを実施し、以前よりも返済総額が多くならないラインを見つけることが大切です。
審査に通らない可能性がある
借金一本化は、審査に通らない可能性がある点もデメリットです。
多額の借金を抱えている方や収入に不安がある方は、そもそも審査に通過できない可能性も考えられるでしょう。
銀行カードローンやろうきんは低金利なぶん、比較的審査が厳しい傾向にあります。審査が不安な方は、消費者金融での借金一本化を検討しましょう。
また消費者金融各社の仮診断機能を活用すると、現状の借金額で審査に通るかチェックできます。
気になる方は下記を参照しながら、自分にあった1社を見つけてみてください。
再度審査を受ける必要がある
借金一本化(おまとめローン)には、審査が必要になります。
複数社の借り入れを1社にまとめるため、受け入れる金融機関にもリスクがあるからです。
たとえば、現在無職の方や過去の申込時点よりも収入が落ちている方は、審査に落ちる可能性も考えられるでしょう。
返済能力が低く、貸したお金が返ってこないと判断されるためです。
借金一本化は、申し込めば必ず通るサービスではありません。
返済能力が低いと見られないように、職に就きつつ返済額を1円でも少なくしてから申し込んでください。
返済総額が増えることがある
借金を一本化することで、逆に返済総額が増えてしまうケースも考えられます。
返済総額が増える原因
・金利が高くなる
・毎月の返済額が少なくなる
特に、返済を楽にしようとして「毎月の返済額」を減らす場合は要注意です。
毎月の返済額が少ないと、その分利息を支払う回数が増えてしまい、結果的に利息が変わらない、または増えてしまう可能性があります。
借金の元本は減らない
借金の一本化をしても、元本は減りません。
借入の一本化はあくまで金利を下げたり、返済管理を楽にしたりする目的で行われるためです。
多少は返済が楽になるかもしれませんが、毎月の返済に苦しんでいる生活が今すぐ楽になるわけではありません。
借金の支払いが根本的に難しい場合、元本を減らすことができる債務整理に頼るしかなくなります。
借金一本化する金融機関の選び方3選
借金を一本化する際は、金融機関選びが非常に大切です。
おまとめに不適切な金融機関を選んでしまうと、逆に負担が増えたり、返済しづらくなったりする可能性があります。
金融機関を選ぶなら、以下のような点に注意しましょう。
金利を下げられるか
真っ先に確認すべきは金利が下がるかどうかです。
借り入れを一本化しても、金利が高くなると毎月の利息の負担が増えてしまい、ほとんど意味がありません。
とはいえ、金利が高いかどうか判断するのは知識がないと難しいでしょう。
したがって、まずは現在の借入先で金利がいくらに設定されているか確認してください。
たとえば、消費者金融で借り入れして金利が年18.0%になっている場合、さらに低金利の金融機関を選ぶべきです。
借り入れを全てまとめられるか
自身が抱えている借金をまとめられるかどうかも大切です。
おまとめローンでは、金融機関によって対象となる借り入れが異なります。
参考までに、消費者金融おまとめローンのおまとめ対象についてまとめてみました。
消費者金融 | おまとめ対象 |
---|---|
プロミス おまとめローン | 消費者金融 クレジットカードのキャッシング |
アコム 貸金業法に基づく借換え専用ローン | 消費者金融 クレジットカードのキャッシング |
アイフル おまとめMAX | 消費者金融 クレジットカードのキャッシング クレジットカードのリボ払い 銀行カードローン |
銀行であれば、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いであってもまとめられます。
返済方法は自分に合っているか
借り入れを一本化する際は、返済方法も確認してください。
自分に合った返済方法が利用できないを選んでしまうと、不便なだけでなく、延滞してしまう原因にもなります。
一例として、ローンには次のような返済方法があります。
返済方法 | 特徴 |
---|---|
口座振替 | 自動で返済できるので楽 毎月の返済額を調整できない |
インターネット | スマホから返済できる 毎月忘れずに手続きする必要がある |
ATM | コンビニなどで返済できる 毎月忘れずに手続きする必要がある |
たとえば、返済忘れが心配なら口座振替、資金にゆとりができたらどんどん返済していきたいならインターネットやATMを選ぶと良いでしょう。
借金一本化なら消費者金融!おすすめの5社を紹介
借金一本化を検討している方は、消費者金融の利用を検討しましょう。
全国各地にある店舗またはオンラインから手軽に申し込める点や、比較的審査に通過しやすい傾向にある点が大きなポイントです。
以下では、消費者金融で借金一本化できる5社を紹介するので、参考にしてみてください。
カードローン | 金利 | 融資額 | 公式HP |
---|---|---|---|
アコム | 7.7~18.0% | 最大300万円 | 公式HP |
プロミス | 6.3~17.8% | 最大300万円 | 公式HP |
アイフル | 3.0~17.5% | 最大800万円 | 公式HP |
レイク | 6.0~17.5% | 最大500万円 | 公式HP |
SMBCモビット | 3.0~18.0% | 最大800万円 | 公式HP |
アコム
金利 | 7.7~18.0% |
---|---|
融資額 | 1万円~300万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | なし |
申込条件 | 20歳以上の方 仕事をして収入を得ている方 (アルバイト可、専業主婦不可) |
- 全国約5万台のATMと約900台の自動契約機
- 最長12年3カ月の返済期間
- 三菱UFJ銀行と提携
アコムのおまとめローンは、全国約5万台のATMと約900台の自動契約機が大きなポイントです。
契約から返済まであらゆるシーンで利便性が高く、スムーズな取引が期待できます。
アコムは最長12年3カ月の返済期間を用意しています(無人契約機・インターネットでの契約)。毎月の返済額を抑えた計画も立てられるため、経済的な負担を軽減できるでしょう。
また三菱UFJ銀行とも提携していて、オンラインでの返済に抵抗がある方も返済場所には困りません。
利便性の高さを重視している方は、アコムのおまとめローンを検討してみてください。
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プロミス
金利 | 6.3~17.8% |
---|---|
融資額 | 1万円〜300万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | なし |
申込条件 | 20歳~65歳の方 本人に安定した収入がある方 (主婦・学生も収入があれば可) |
- 自動契約機で即日おまとめが可能
- 1,000台を超える自動契約機
- プロミスコールで相談が可能
プロミスは自動契約機の契約なら、即日おまとめが可能です。
2023年11月時点で全国1,000台を超える自動契約機があり、全国どこからでも借金を一本化できます。
平日9時から18時までの間なら、プロミスコールを利用できます。わからないことがある方は、0120-24-0365に連絡してみてください。
参照元:プロミス公式サイト
近くに自動契約機がある方は、プロミスのおまとめローンを検討しましょう。
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アイフル
金利 | 3.0~17.5% |
---|---|
融資額 | 1万円〜800万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | なし |
申込条件 | 満20歳以上の方 定期的な収入と返済能力を有しアイフルの基準を満たす方 |
- 銀行ローンやショッピングリボのおまとめにも対応
- Webからの申し込みも可能
- 郵送物は一切なし
アイフルは、銀行ローンやショッピングリボのおまとめにも対応している点が特徴的です。
一般的なおまとめローンはクレジットカードのキャッシングと消費者金融カードローンのみですが、同社は通常対応していない領域も一本化できます。
アイフルはWeb申し込みが可能です。公式サイトの「今すぐお申込み」をタップしたら手続きを始められます。
郵送物なしで借金一本化したい方は「カードレス・口座振替登録」を選択すれば、自宅に手続き関連の書類は届きません。
家族バレを気にしているなら、アイフルでの借金一本化を検討してみてください。
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レイク
金利 | 6.0~17.5% |
---|---|
融資額 | 10万円~500万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | なし |
申込条件 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
- 最高金利が他社よりも低水準
- 70歳まで申し込みが可能
- 借入先への返済はレイクが対応
レイクのおまとめローン「レイク de おまとめ」は、最高金利が他社よりも低水準な点が魅力的です。
通常の最高金利は17.5%で100万円以上のおまとめなら15.0%と、比較的低金利で一本化できます。
レイク de おまとめは、20歳から70歳までが対象です。65歳までの会社もある中で幅広い方が利用できるように設計されています。
また借入先への返済はレイクが対応してくれるため、振り込まれたお金を使ってしまう心配はありません。
確実に借金を返済したい方は、レイク de おまとめの申し込みを検討してみてください。
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SMBCモビット
金利 | 3.0~18.0% |
---|---|
融資額 | 最大800万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | なし |
申込条件 | 満年齢20才~65才の方 安定した収入のある方(SMBCモビットの基準を満たす方) アルバイト・パート・自営業の方も利用可能 |
- 大手金融機関の安心感
- 他社への振込はSMBCモビットが代行
- Webからの申し込みに対応
SMBCモビットのおまとめローンは、大手金融機関である三井住友カードが提供している商品です。
大企業の安心感を得ながら返済できるため、はじめて借金一本化する方も安心でしょう。
同社は振込代行を採用していて、直接契約者が他社借り入れを返済する必要はありません。振り込まれたお金をうっかり使ってしまう恐れがなく、トラブルを未然に防止できます。
新規の方はWebからの申し込みに対応していて、すでに取引がある方は電話での手続きになります。
大手金融機関の安心感を得ながら借金一本化したい方は、SMBCモビットの利用を検討してみてください。
\ Webからの申し込みに対応 /
低金利で借金一本化するなら銀行カードローン!
低金利で借金一本化したい方は、銀行カードローンの利用もおすすめです。
消費者金融よりも低金利でお金を借りられるため、支払う利息を抑えられます。
しかし消費者金融よりも審査基準は高い傾向にあるので、安定した収入を得て返済できる見込みがある状態にしてから申し込みましょう。
カードローン | 金利 | 融資額 | 公式HP |
---|---|---|---|
楽天銀行スーパーローン | 1.9~14.5% | 最大800万円 | 公式HP |
ちばぎんカードローン | 1.4~14.8% | 最大800万円 | 公式HP |
楽天銀行スーパーローン
金利 | 1.9%~14.5% |
---|---|
融資額 | 最大800万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | あり |
申込条件 | 満年齢20歳以上62歳以下の方 日本国内に居住している方 毎月安定した定期収入のある方または専業主婦の方 楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けられる方 |
- 楽天会員ランクに応じて審査優遇
- 返済は月々2,000円から可能
- 条件達成で32,000円分の特典
楽天銀行スーパーローンは、普段から楽天のサービスを利用している方におすすめです。
会員ランクに応じて審査を優遇してくれるため、楽天のサービスを頻繁に利用している方は審査通過の可能性が高まります。
また同カードローンを利用すると、月々2,000円から返済額を選択できます。
もちろん借入額にもよりますが、これまで毎月の支払いに負担を感じていた方にはメリットになるでしょう。
楽天銀行スーパーローンは入会で1,000ポイント、利用残高に応じて30,000ポイントもらえます。さらに2023年12月19日までに申し込んだ方は現金1,000円がもらえるので、この機会に申し込んでみてください。
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ちばぎんカードローン
金利 | 1.4%~14.8% |
---|---|
融資額 | 10万円〜800万円 |
融資までの所要時間 | 最短即日 |
在籍確認 | あり |
申込条件 | 契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満の方 安定した収入(パート・アルバイトを含む)のある方 千葉県・東京都・茨城県・埼玉県・神奈川県(横浜市・川崎市)に住んでいる方 エム・ユー信用保証の保証が受けられる方 クイックパワー・クイックパワー<アドバンス>のカードローンを契約していない方 |
- 派遣・パート・アルバイトも申込可能
- 全国の提携金融機関・コンビニATMに対応
- 土日祝日も申込対応
ちばぎんカードローンは、派遣やパート、アルバイトも申し込めるカードローンです。
一般的な銀行カードローンは対象者を会社員・公務員に限定していますが、同社は多くの方が申し込めます。
ちばぎんカードローンは、全国の提携金融機関やコンビニATMの返済に対応しています。「地方銀行だから利便性が不安」という方も、不安なく利用できるでしょう。
同社は土日祝日も平日同様9時から21時まで対応しています。
地方銀行である以上利用者は限られるので、表の申込条件を確認してから申し込んでください。
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借金一本化の手順
これから借金一本化する方は、5つの手順を確認しましょう。
どの会社で手続きするときも手順は大きく変わらないので、一読してみてください。
1.借金一本化を依頼する業者を決める
複数の借金を抱えている方は、まずは借金一本化する業者を決めましょう。
こだわりがないなら、全国から手軽に申し込める消費者金融のおまとめローンがおすすめです。
依頼する業者でも金利や借入上限が異なるので、自分の借金を確実にまとめられる会社を選択しましょう。
2.必要書類を準備する
借金一本化する会社を選んだら、以下の必要書類を準備しましょう。
借金一本化で必要な書類
・本人確認証
・収入証明書
・他社ローンの関係書類(残高がわかる書類)
・振込用の口座番号
借金一本化に必要な書類はどの会社も大差なく、上記4つの書類を用意していれば問題ありません。
急いでいる方は申込前に準備しておくと、取引をスムーズに進められるでしょう。
3.公式サイトから申し込む
利用する会社を決めて必要書類を揃えたら、公式サイトから申し込みましょう。
本人年収や住所などの個人情報は嘘偽りなく記載し、無駄な審査落ちは避けてください。
個人情報の入力が完了すると、審査が行われます。
審査結果はメールまたは電話でわかるので、申込先の対応を確認してみてください。
4.借り入れたお金で他社ローンを返済する
審査に通過すると、「指定の個人銀行口座へ振込」または「借入先に業者が直接振込」いずれかの対応が取られます。
個人銀行口座へ振り込まれた方は、必ず現在の借入先へ返済してください。
借入先へ業者が直接振り込む対応のケースなら、申込者がやることは特にありません。
5.借金一本化した会社の借金を返済する
他社ローンの返済が完了したら、借金一本化した業者の返済を開始しましょう。
返済が滞ると遅延損害金(延滞したことによる割り増しの利息)がかかり、利息が大きく膨らんでしまいます。
借金一本化後の返済は、必ず期日を守ってください。
借金一本化で審査に通らない人の3つの特徴
借金一本化では必ず審査が行われ、中には通過できずに断られてしまう方もいます。
1社の申し込みで確実に通過したい方は、以下で紹介する特徴に当てはまっていないかチェックしてみてください。
ブラックリストに入っている人
借金一本化を試みても、ブラックリストに入っている方は通過できません。
ブラックリストに入っている方は返済能力がなく、借金一本化はリスクがあると判断されてしまいます。
信用情報機関のCICによると、延滞・滞納などの事故情報は5年間残ると言われています。
過去に延滞・滞納を繰り返した経験がある方は、借金一本化の審査に通らない可能性があると理解しておきましょう。
定職に就いていないまたは無職の人
定職についていないまたは無職の方は、借金一本化の審査にはほとんど通りません。
収入源がなく、返済能力が低いと判断されるからです。
銀行や消費者金融のおまとめローンは、借入者の借金をまとめて一時的に肩代わりするサービスになります。肩代わりした借金が返ってくる見込みが低い方にお金を貸せないのは、何も不思議ではありません。
収入源がないまま借金一本化しようと考えているなら、まずは定職に就くことを優先してください。
それでも借金を返済できない方は、借金一本化を検討してみましょう。
借入総額が多すぎる人
借入総額が多すぎる方は、審査に通る確率が低くなります。
収入に対して現状の借入額が見合ってなく、返済が現実的でないと判断されるからです。
ここで言う「借入総額が多い」の基準は、年収の1/3以上の借金を指します。クレジットカードのキャッシングや消費者金融で年収の1/3以上を借りていたら、リスクが高いと判断されかねません。
借金一本化は総量規制の対象外ですが、返済が現実的でなければ審査は落ちます。
収入に対して借入額が多くなっている方は、審査落ちの可能性があると理解しておきましょう。
借金一本化で審査に通らない人向けの3つの対策
借金一本化では、そもそも多重債務を抱えていることが前提となるため、どうしても審査が厳しくなりがちです。
おまとめローンの審査に通らない場合、次のような対策を立てておきましょう。
安定収入を作る
借入一本化を行うには、収入を安定させることが大切です。
おまとめローンでは、利用者が毎月安定して返済できるかどうか調査するために審査が行われ、収入が不安定だと審査で不利になってしまいます。
たとえば、勤続年数が短かったり、パートやアルバイトだったりする場合は収入が減少するリスクがある = 収入が不安定だと判断されてしまうでしょう。
とはいえ、安定収入を今すぐ作るのは簡単ではありません。
現在仕事がない人は、ハローワーク等で給付・融資を受けながら就職先を探すなどして、安定収入を作る努力が必要です。
現在の借入先で延滞しない
借入一本化で審査に通るため、現在の借入先で延滞しないよう注意しましょう。
おまとめローンの審査では、利用者の借入状況に関しても調査を行うことが義務付けられており、延滞履歴があると不利になります。
参考情報として、貸金業法では次のように定められています。
貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
貸金業法 | e-Gov法令検索
口座振替を活用したり、返済日をカレンダーに記録したりして、返済しないよう気を配りましょう。
借金額を少しでも減らす
審査通過率を高めるには、できるかぎり借入額を減らしておくと良いでしょう。
借り入れが多ければ多いほど、既存の借金返済に追われて返済できなくなるリスクが大きくなるため、審査に落ちやすくなるためです。
返済方法としては、完済に近い借入先から返済を進めてください。たとえば、借入先A(借入残高30万円)と借入先B(借入残高100万円)がある場合、借入先Aの完済を目指すべきです。
借入先を1社でも減らせれば、審査でのインパクトは大きいでしょう。
借金一本化できない場合は弁護士や司法書士に相談しよう
債務整理の方法 | 概要 |
---|---|
任意整理 | 借入者と貨し手が直接話し合って新たな返済方法を決めることを指します。弁護士などの専門家に仲介してもらうのが一般的です。 |
個人再生 | 一定の条件を満たす方が利用できる方法です。裁判所が間に入って、3年間で借金を返済する計画を立てます。 |
特定調停 | 裁判所が間に入って借金の返済方法を決めることを指します。弁護士は介入せず、手続きのすべてを自分で行わなければなりません。 |
自己破産 | 自分の財産を強制的にお金に変えて借金を帳消しにする方法です。他の債務整理方法よりも効果が強く、最終手段のような位置付けになります。 |
借金一本化の審査に落ちて返済できる見込みがない方は、債務整理も検討しましょう。
債務整理とは現在抱えている借金を、弁護士や裁判所などを介して軽減または帳消しにする方法です。
具体的には上記4つの方法があり、弁護士と相談しながら自分にあった手段を見つけます。
債務整理と聞くと拒否反応が出る方もいるかもしれません。しかし、債務整理は公的に認められた立派な借金返済方法の一つです。
返済できずに利息が膨らんでしまう方が生活に大きな支障をきたすので、借金一本化に失敗した方は債務整理も検討してみてください。
債務整理におすすめの法律事務所を探している人は、以下の記事を参考にしてください。
借金一本化でよくある質問
借金を一本化して返済を楽にしましょう
借金一本化とは、複数社に分かれている借金を1社にまとめることです。
返済先が1社になり、家計管理が楽になる点や金利が下がる可能性がある点がメリットになります。
支払いの長期化によって支払う利息が多くなる可能性がある点や、そもそも審査に通らないケースもあるため、一長一短だと理解しておきましょう。
借金一本化は消費者金融や銀行、ろうきんなどで対応してもらえます。
記事内で紹介したおすすめの消費者金融・銀行カードローンから、自分にあった1社を見つけてみてください。