「結局、一番お得なキャッシュレス決済って何なんだろう?」
クレジットカードや電子マネー、コード決済アプリなど、キャッシュレス決済は選択肢が多いです。
そのため、「どの方法を選べばいいかわからない」と思われる方も少なくはないでしょう。
そして近頃、キャッシュレス決済の中でも勢力を伸ばしているのが「キャッシュレス決済アプリ(コード決済アプリ)」です。
実際、2022年に発表された株式会社ジェーシービーの調査では、コード決済の利用者が約60%と、クレジットカードや電子マネーに次ぐ数字が出ています。
そこで今回は、キャッシュレス決済方法の中でも特に「コード決済アプリ」に注目し、その違いや選び方をまとめました。
- 自身に合ったキャッシュレス決済おすすめがランキングでわかる
- 還元率が高く得をするなどのメリットや特徴から選ぶキャッシュレス決済
- クレジットカードと比べると使えるお店が少ないなどキャッシュレス決済のデメリット
以下のカオスマップから気になったアプリがある方は「今すぐキャッシュレス決済アプリおすすめを見る」のボタンをクリックして、クリック先の表から、カードの詳細を確認しよう。

主なキャッシュレス決済の種類とその選び方
一口にキャッシュレス決済と言っても、その種類はクレジットカードや電子マネー、そして最近勢力を伸ばしている「コード決済アプリ」と幅広いです。
ここからは、主なキャッシュレス決済とその選び方について解説します。
主なキャッシュレス決済の比較
カードの種類 | クレジットカード | コード決済アプリ | デビットカード | 電子マネー |
年会費 | カードによる | 無料 | 一般に無料 | 無料 |
還元率 | 0.5%~2%超 (カードによる) | 0.5%~5.0% (条件あり) | 0.25%~0.5%程度 | 0%~0.5%程度 |
審査 | あり | なし (後払いを除く) | なし | なし |
特徴 | 使えるお店が圧倒的に多い特典や優待が多い | インストールしてすぐに使えるお得なキャンペーンに参加できる | VISAやJCBのデビットなら使えるお店が多い口座から即時引き落とし | クレジットカードとの組み合わせでお得になることがある |
具体例 | 楽天カード dカード | PayPay 楽天ペイ | SMBCデビット | Suica WAON |
クレジットカードが気になった方はこちら
コード決済が気になった方はこちら
デビットカードが気になった方はこちら
電子マネーが気になった方はこちら
クレジットカード(VISAなど)は還元率が高く、圧倒的に使えるお店が多い
- 使えるお店が圧倒的に多い
- 簡単に高還元を実現できる
- 最近は「カードをかざすだけ」で支払えることも多い
- 審査がある
- カードの使用~決済までにタイムラグがある
キャッシュレス決済の中で、圧倒的に加盟店(使えるお店)が多いのは「クレジットカード」です。
これはPayPayの加盟店数が約374万店舗であるのに対し、VISAやMastercardは約1億(海外を含む)の加盟店数を誇ることからも、よく分かります。
また、クレジットカードは申込先を選べば、1%またはそれ以上の高還元を簡単に実現できます。
加えて最近は、「VISAのタッチ決済」をはじめとする、「カードをかざすだけ」で支払えるカードや店舗も増えてきました。
「使えるお店が多い」「簡単に高還元を実現できる」という理由から、クレジットカードは最も汎用性が高く、使いやすいキャッシュレス決済だと言えます。
ただし、クレジットカードを利用するには、カード会社所定の審査に通過する必要があります。
また、18歳未満の方は、各クレジットカードを利用することができません。
その他、「決済から引き落としまでに1~2ヶ月のタイムラグがある」といった特性から、お金の管理に自信がない方にはリスキーな支払い方法であるのも確かです。
クレジットカードの審査は、申込先を選べば最短1分程度で完了します。
コード決済アプリはお得なキャンペーンや、条件付きの高還元を狙いやすい
- 無料、無審査ですぐに始められる
- お得なキャンペーンがよく開催される
- 「所定の条件を満たせられれば」クレジットカードより高還元
「PayPay」「楽天ペイ」などのコード決済アプリは、無料・無審査ですぐに始められるキャッシュレス決済の方法の1つです。
コード決済アプリは、不定期かつ積極的に行われるキャンペーンの提供で知られています。
また、コード決済アプリは所定の条件を満たすことで、クレジットカードを超える還元率を実現できることが多いです。
高還元を実現できるコード決済アプリの例
PayPay | 指定された回数・金額以上の決済と、「あと払い」の利用で1.5%還元 |
楽天ペイ | 「楽天カード」によるチャージで、計1.5%還元 |
LINE Pay | 「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」によるチャージで、計5.0%還元(ただし1ヶ月あたり1万円分まで) |
d払い | docomoユーザーに限り、所定の条件を満たすことで最大3.0%還元 |
特定の条件を満たすことができれば、お得な支払い方法だと言えるでしょう。
一方、「クレジットカードに比べると使えるお店が少ない」「チャージやアプリ提示に手間が掛かる」といったデメリットがあるのも確かです。
VISAやJCBのデビットカードは、審査なしでクレジットカードの代わりになる
- 使えるお店が圧倒的に多い
- 即時引き落としだから審査なし
- 還元率は低め
- 利用している銀行によっては、申込み自体ができない
デビットカードは、「使った瞬間に口座からお金が引き落とされる」カードです。
カード会社などが「支払い待ちのお金」を立て替える必要がないことから、デビットカードを利用する上で審査は必要ありません。
デビットカードの中でも、有用性が高いのは「VISA」「JCB」といった、クレジットカードと同じ国際ブランドが搭載されたカードです。
国際ブランドが搭載されたデビットカードは、インターネット決済を含む「クレジットカードを使えるお店」のほとんどで使用できます。
そのため、無審査で利用できるカードの中では特段に使い勝手が良いと言えます。
ただし、VISAやJCBの加盟店であっても「会費などの継続的な支払い」「ガソリンスタンドでの支払い」には、デビットカードを使用できないことが多いです。
また、デビットカードの還元率は一般に0.25%~0.5%程度と低めです。
その他、デビットカードを作りたい場合には、「引き落とし先として設定したい口座を提供する銀行」へ申し込むことになります。
銀行によっては、VISAやJCBといった国際ブランドが搭載されているデビットカードを、取り扱っていない場合があります。
電子マネーをお得に使うならクレジットカードの併用がほぼ必須
- 無審査で誰でも使える
- 「特定のクレジットカードとの併用するなら」お得
- 特に交通系電子マネーの場合、「電子マネー以外のキャッシュレス決済を利用できない」ことがある
Suicaなどの交通系電子マネーや、楽天Edy・WAONなどの流通系電子マネーの還元率は、高くても0.5%程度です。
電子マネーのメリットは、還元率そのものではなく「無審査で誰でも利用できること」や、「クレジットカードと組み合わせるととてもお得になりやすい」ことです。
クレジットカードを作れる状況にあるのなら、クレジットカードと電子マネーの組み合わせは非常に有用だと言えます。
一方、単独での利用は「クレジットカードを作れない」「電子マネー限定のキャンペーンが行われている」などの理由がない限り、あまり推奨されません。
ただし、「キャッシュレスで電車やバスを利用したい」場合など、電子マネーの有用性が高い場面が少なくないのも事実です。
相性が良い電子マネーとクレジットカードの例
おすすめの組み合わせ | 概要 |
Suica×ビックカメラSuicaカード (またはその他のビューカード) | Suicaチャージで1.5%還元 |
WAON×イオンカード | イオンカードでチャージ+会員登録を済ませたWAONでイオングループを利用した場合、計1.5%還元 |
nanaco×セブンカード・プラス | セブンカード・プラスでチャージ+nanaco決済で計1.0%還元還元率は計0.5%だが、セブンイレブンにおける公共料金の支払いにも利用可 |
おすすめのキャッシュレス決済アプリランキング
「キャッシュレス決済アプリ(コード決済アプリ)」は、キャッシュレス決済方法の中でも特に簡単に始めることができます。
ここからは、そんなキャッシュレス決済アプリの種類と、それぞれの特徴について解説します。
主なキャッシュレス決済アプリ(コード決済アプリ)
アプリ名 | PayPay | 楽天ペイ | au PAY | LINE Pay | d払い | メルペイ | Famipay |
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
還元率 | 0.5%~1.5% | 1.0%~1.5% | 1.0%~1.5% | 0.5%~5.0% | 0.5%~3.0%(docomoユーザー)0.5%(その他) | 0% | 0.5%~1.0% |
還元ポイント | PayPayポイント | 楽天ポイント | Pontaポイント | LINEポイント | dポイント | なし | FamiPayボーナス |
特徴 | 「あと払い」またはクレジットカード併用で最大1.5%還元 | クレジットカードとの併用で最大1.5%還元 | クレジットカード(ゴールドカード)との併用で最大1.5%還元 | クレジットカードとの併用で最大5.0%還元(月1万円まで) | docomoユーザーのみ、利用回数に応じたポイントアップ制度あり | メルカリの売上金を使える | ファミリーマートで使えるクーポンなどの配布 |
PayPayは所定の条件を満たすと1.5%還元を達成できる

- 「あと払い」またはクレジットカードの併用で1.5%還元を狙える
- コード決済アプリの中では、最も加盟店数が多い
PayPayは、2023年2月に登録ユーザー5,500万人を突破した、大手キャッシュレス決済サービスです。
参考元:プレスリリース-PayPay
現在PayPayでは、以下の条件を満たすことで1.5%の還元率を達成できます。
PayPayのポイント還元仕様(2023年3月現在)
基本還元率 | |
---|---|
PayPay | 0.5% |
PayPayあと払い | 1.0% |
PayPayカード(クレジットカード) | 1.0% |
ポイントアップ条件(PayPayステップ) | 前月にPayPayの名前が付くサービス(PayPayカード含む)で合計30回以上、かつ合計10万円以上の支払いを行ったとき、還元率+0.5% |
「PayPayあと払い」とは、1ヶ月間に利用した分の「PayPay」を、翌月に一度に支払う方法です。
手数料なども掛からない上、ポイント還元率が通常のチャージ払いの2倍となるため、還元率重視ならこの方法を選びたいところです。
単独で1.0%の還元率を実現できるQRコード決済アプリは、現在他にありません。
さらに、「PayPayあと払い」では条件を満たすことで、計1.5%の高還元を実現できます。
PayPayのポイントサービスは変動が多いため、今後も1.5%還元を受け続けられると保証することはできません。
また、「月10万円の決済」を要求されるなど、高還元を達成する条件は厳しめです。
ですが、単独でも1.0%還元、さらに条件を満たすと1.5%還元を実現できるのは、他のキャッシュレスサービスにない利点と言えます。
「PayPayあと払い」はクレジットカードと似た仕組みの支払い方法です。
利用するには所定の審査に通過する必要があります。
基本還元率 | 0.5%(チャージ払い) 1.0%(あと払い) |
還元ポイント | PayPayポイント |
チャージ方法 | PayPayあと払い 銀行口座振替 セブン銀行ATM ローソン銀行ATM PayPayカード(※ポイント加算対象外) ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い ヤフオク! PayPayフリマの売上金 |
特徴 | 所定の条件を達成することで、還元率+0.5% 公開されている加盟店数(=使えるお店)が最も多い |
PayPayユーザーは「PayPayカード」を作った方がいい?
PayPayで1.5%還元を実現させる上で、必ずしも「PayPayカード(クレジットカード)」を作る必要はありません。
ですが、PayPayカードがあれば、「PayPayは使えないが、クレジットカードなら使える」場所で、還元率を上げるための利用実績を積むことができます。
「PayPayあと払い」だけでは「月30回・計10万円以上」の決済が難しい場合、PayPayカードは非常に大きな助けとなります。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB |
基本還元率 | 1.0% |
還元ポイント | PayPayポイント |
付帯保険 | 旅行保険、ショッピング保険なし |
ETCカード | 年550円 |
スマホ決済 | Apple Payのみ |
タッチ決済 | VISAタッチ決済 Mastercardコンタクトレス JCBタッチ決済 |
申込み条件 | 日本国内在住の満18歳以上(高校生除く)の方 ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
主な特典など | PayPay(あと払い含む)、またはPayPayカードで、1ヶ月あたり「合計30回、10万円以上」の決済を行うと、翌月の還元率+0.5% |
楽天ペイは楽天カードとの組み合わせで計1.5%還元、ポイント加盟店ならさらに上乗せ

- 基本還元率が1.0%と高い
- 使い勝手の良い楽天ポイントが貯まる
- 楽天カードの併用で、簡単に1.5%還元を達成できる
「楽天ペイ」は、名前の通り楽天系のスマホ決済アプリです。
楽天ペイの特徴は、基本還元率が1.0%と他のアプリより高い点にあります。
その代わり、残高(楽天キャッシュ)をチャージする方法は他のアプリより限られます。
また、楽天ペイは「楽天カード」を使いチャージを行うことで、計1.5%還元を簡単に実現できます。
「簡単に、高還元を狙いたい」という場合には、この「楽天ペイ」と楽天カードを併用するのがおすすめです。
その他、楽天ペイは「楽天ポイント加盟店」で利用すると、自動的にポイントが上乗せされます。
楽天カードを使いチャージした「楽天ペイ」で、楽天ポイント加盟店を利用すると、お店によって計2.0%または2.5%の還元を受けられます。
楽天ポイント加盟店を利用する機会が多い方にとっても、お得な決済方法だと言えます。
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- マクドナルド
- すき家
- 出光
- すかいらーく系列店(ガスト、ジョナサンなど)
- その他多数
基本還元率 | 1.0% |
還元ポイント | 楽天ポイント |
チャージ方法 | 楽天カード 楽天銀行口座振替(他行不可) セブン銀行ATM 「ラクマ」売上金 楽天ウォレット 楽天ギフトカード |
特徴 | 楽天カードを使った「チャージ」と決済で1.5%還元 ※「楽天カードを紐づけた決済」では1.5%還元の対象にならないため注意 楽天ポイント加盟店ではポイント加算(+0.5%または+1.0%) |
楽天ペイと楽天カードはどちらがお得?
楽天ポイント加盟店「以外」で楽天ペイで1.5%還元を実現させるためには、「楽天カード」の取得が必要となります。
「楽天カード」もお得なクレジットカードとして知られていますが、こちらの基本還元率は1.0%です。
そのため、基本還元率の高さで言うと、1.5%還元の「楽天カードでチャージした楽天ペイ」の方が優秀です。
ただし、楽天ペイが使えるお店に対し、「クレジットカードが使えるお店」は圧倒的に多いです。
そのため、楽天ポイントを効率的に貯めたいのなら、「楽天ペイが使えるお店は楽天ペイで」「その他のお店は楽天カードで」支払うことをおすすめします。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA Mastercard JCB American Express |
基本還元率 | 1.0% |
還元ポイント | 楽天スーパーポイント |
付帯保険 | 海外旅行保険 |
ETCカード | 原則年550円 ※楽天会員ランクによっては無料 |
スマホ決済 | ApplePay Google Pay |
タッチ決済 | VISAタッチ決済 Mastercardコンタクトレス ※JCB、American Expressはタッチ決済なし |
申込み条件 | 18歳以上(高校生除く) |
主な特典 | 新規入会&利用で5,000ポイントプレゼント 楽天ポイントカード機能付き ┗ファミリーマートなどの「楽天ポイント」加盟店で、自動的にポイント加算 楽天Edy機能付き 楽天市場で還元率+1% 「楽天ペイ」へのチャージ+「楽天ペイ」を使った決済で還元率1.5% 大丸、ENEOS等の提携店でポイントアップ |
\ 年会費永年無料 /
au PAYはau PAYゴールドカードとの組み合わせで計1.5%還元

- 基本還元率が1.0%と高い
- au PAYゴールドカードの併用で、1.5%還元を達成できる
au PAYも、基本還元率が1.0%と高めなスマホ決済アプリです。
さらにこのアプリでは、「au PAYゴールドカード」を使ってチャージを行った場合、合計還元率が1.5%となります。
決済に応じて還元されるポイントは、コンビニでも使える「Pontaポイント」です。
加えてPontaポイント加盟店であれば、自動的にポイントが加算されます。
ただし、1.5%還元の前提となるau PAYゴールドカードの年会費は11,000円と高めです。
以前は無料の「au PAYカード」もポイント加算の対象でしたが、残念ながら現在は無料カードを使っても、1.5%の還元を受けることはできません。
その他、au PAYではインターネットショッピングサイト「au PAYマーケット」を利用する際、いつでも7%のポイント還元を受けられます。
基本還元率 | 1.0% |
還元ポイント | Pontaポイント |
チャージ方法 | 銀行口座振替 ローソン銀行ATM セブン銀行ATM ローソン(レジ) auショップ auかんたん決済 クレジットカード ┗カード会社のポイント対象外となることが多い Pontaポイント auポイント au PAY ギフトカード |
特徴 | au PAYゴールドカードを使った「チャージ」と決済で計1.5%還元 Pontaポイント加盟店ではポイント加算(+0.5%または+1.0%) |
au PAYゴールドカードってどんなクレジットカード?
au PAYゴールドカードは、基本還元率1.0%のゴールドカードです。
そのため、au PAYゴールドカードを使い支払いを行うよりも、「ゴールドカードでチャージしたau PAY」による決済の方が、合計還元率が高くなります。
au PAYゴールドカードの特徴は、auの携帯電話や光回線の支払いを行う場合、計11%のポイント還元を受けられる点にあります。
auユーザーにとっては、メリットが大きいゴールドカードと言えるでしょう。
UQ mobileやpevoの支払いは、11%還元の対象外です。
年会費 | 11,000円 |
国際ブランド | VISA Mastercard |
基本還元率 | 1.0% |
還元ポイント | Pontaポイント |
付帯保険 | 海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険 |
ETCカード | 無料 |
スマホ決済 | ApplePayのみ |
タッチ決済 | VISAタッチ決済 Mastercardコンタクトレス |
申込み条件 | 個人でご利用のau IDをお持ちのお客さま(法人契約でご利用のau IDではお申し込みいただけません) 満20歳以上(学生、無職、パート・アルバイト除く) ご本人さままたは配偶者に定期収入のある方 |
主な特典 | au料金(携帯電話、auひかり)の支払い時、最大11%還元 au PAYとの併用で還元率1.5% 国内空港ラウンジサービス 「au PAYマーケット」で最大9%還元 宿泊予約サービス「Relux」10%割引 提携レンタカー優待 |
LINE PayはLINEのアプリを通して支払いができる

- LINEのアプリを通して支払いができる
- Visa LINE Payクレジットカード(P+)の併用で、5.0%還元を達成できる(ただし月1万円相当まで)
LINE Payは、LINEのアプリを使い支払いができるサービスです。
新しくアプリをインストールすることなく、LINE内の「ウォレット」メニューから利用を始められます。
また、LINE PayはPayPayと提携を結んでいることから、PayPay加盟店でも利用できます。
LINE Payの還元率自体は0.5%と低めですが、「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」を併用すると、最大5%のLINEポイントを獲得できます。
基本還元率 | 0.5% |
還元ポイント | LINEポイント |
チャージ方法 | 銀行口座振替 セブン銀行ATM ファミリーマート(マルチコピー機とレジ) Visa LINE Payクレジットカード(P+) |
特徴 | PayPay加盟店でも決済が可能 |
Visa LINE Payクレジットカード(P+)を使うとLINE Payで5%還元?
「Visa LINE Payクレジットカード(P+)」を使ってLINE Payの「チャージ&ペイ」を行うと、5%のポイント還元を受けることができます。
ただし5%還元の対象となるのは、1ヶ月あたり500ポイント分までです。
これは、決済額で言うと「10,000円まで」に当たります。
1ヶ月あたりの「LINE Pay」利用額が10,000円前後までなら、このカードを取得するメリットは大きいと言えます。
年会費 | 永年無料 |
国際ブランド | VISA |
基本還元率 | 0.5% |
還元ポイント | LINEポイント |
付帯保険 | 海外旅行保険 |
ETCカード | 初年度無料年1回のETC利用で翌年無料 ┗該当しない場合、年550円 |
スマホ決済 | ApplePay Google Pay |
タッチ決済 | VISAタッチ決済 |
申込み条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
主な特典 | LINE PAYの「チャージ&ペイ」で5.0%還元(月500ポイントまで) カードレスでも利用可 |
VisaLINEPayクレジットカード(P+)の公式サイトはこちら
d払いはdocomoユーザーなら最大3.0%還元

- 使い勝手の良いdポイントを貯められる
- docomoユーザーなら、d払いの利用状況などに応じてポイントアップ(最大3.0%)
「d払い」はdocomo系列のスマホ決済アプリです。
決済に応じてもらえる「dポイント」は、コンビニなどでも利用でき、使い勝手が良いです。
また、dポイント加盟店では自動的にポイントが上乗せされるのも大きなメリットと言えます。
d払いの還元率は、0.5%と高くはありません。
同じ系列のクレジットカードである「dカード」を併用すると還元率は1.0%になりますが、2つのサービスを併用した割には控えめな数字と言えます。
ただし「docomo」の回線を利用している方に限っては、「d払い」の利用回数に応じたポイント優待を受けられます。
もし月に80回以上「d払い」を利用できれば、「d払い」の還元率は2.0%となります。
docomoの契約内容によってはさらにポイントが上乗せされ、最大で3.0%の還元率が適用されます。
d払いのポイントシステム(docomoユーザー限定)
月当たりの決済回数 | 還元率 |
0回 | 0.5% |
1回~4回 | 0.6% |
5回~19回 | 0.7% |
20回~49回 | 1.0% |
50回~79回 | 1.5% |
80回以上 | 2.0% |
その他のポイントアップ | 「ギガホ」「ahamo大盛りプラン」契約者は還元率+0.5% 「dカード」との併用で還元率+0.5% |
★d払いの概要
基本還元率 | 0.5% |
還元ポイント | dポイント |
チャージ方法 | 銀行口座振替 セブン銀行ATM ファミリーマート(マルチコピー機とレジ) Visa LINE Payクレジットカード(P+) |
特徴 | PayPay加盟店でも決済が可能 |
メルペイはメルカリのアプリや売上金を使って支払いができる

- メルカリの売上金を使ったチャージが可能
- ポイント還元なし
「メルペイ」は、フリマアプリ「メルカリ」を通した支払いが可能なサービスです。
メルペイの特徴は、メルカリの売上金を使って支払いが可能な点です。
ただし、このサービスでは決済に応じてポイントが還元されることがありません。
そのため基本的には、「余った売上金を無駄なく使う」ために利用したいところです。
基本還元率 | 0% |
チャージ方法 | メルカリ売上金 銀行口座振替 セブン銀行ATM |
特徴 | iD加盟店でも利用可能 |
FamiPay(ファミペイ)はファミリーマートユーザーなら要チェック

- ファミリーマートで使えるお得なクーポンやキャンペーンを利用できる
- 還元率1.0%の「翌月払い」あり
FamiPayは、名前の通りファミリーマートが提供するスマホ決済アプリです。
ですが、FamiPayはファミリーマート以外のお店でも利用できる上、0.5%の還元を受けられます。
FamiPayの特徴は、ファミリーマートをお得に利用できる、クーポンやキャンペーンが充実していることです。
ファミリーマートを利用する機会が多い方にとっては、インストールして損のないアプリと言えます。
また、FamiPayには要審査のあと払い(翌月払い)のサービスがあります。
翌月払いを利用すると、FamiPayの還元率は1.0%となります。
翌月払いを利用するには、所定の審査に通過する必要があります。
基本還元率 | 0.5% |
還元ポイント | FamiPayボーナス |
チャージ方法 | ファミリーマート店頭 銀行口座振替 クレジットカード(JCBブランドのみ) FamiPayギフト |
特徴 | ファミリーマート以外にも提携店あり ファミリーマートで使えるクーポンやキャンペーンが多い 楽天ポイント、Tポイント、dポイントの紐づけと獲得が可能 公共料金なども支払い可能 あと払い(翌月払い)あり |
メリットや特徴から選ぶおすすめキャッシュレス決済
キャッシュレス決済には、それぞれ特徴があります。
ここではコード決済アプリに限定せず、各キャッシュレス決済方法を、メリットや特徴別に紹介します。
還元率が高いキャッシュレス決済方法
「特定の場所でのみ使う場合の優待」などを考慮せず、キャッシュレス決済の方法を「基本還元率が高い順」にまとめると以下のようになります。
還元率が高いキャッシュレス決済
厳しい特定条件を満たしたコード決済アプリ (3.0%~) | d払いは「docomo会員がdカードを保有し、月80回以上d払い」を行った場合に3.0%還元 LINE Payは特定クレジットカードを併用するとき、「月1万円相当まで」5.0%還元 |
超高還元クレジットカード (実質2.0%~) | 価値の高い「マイル」を貯められる航空会社提携カード(JALカード、ANAカードなど) 一部のプラチナカードなど |
特定条件を満たしたコード決済アプリ(1.5%) | 特定条件を満たした場合の「PayPay」 楽天カードでチャージを行う場合の「楽天ペイ」など |
高還元クレジットカード (1.0%程度) | 楽天カード、dカード、au PAYカードなど(いずれも年会費無料) |
高還元コード決済アプリ (1.0%) | 楽天ペイ、au PAYなど |
クレジットカードでチャージした電子マネー (1.0%程度) | 楽天カードでチャージした「楽天Edy」など |
一般クレジットカード (0.5%程度) | エポスカードなど |
一般コード決済アプリ (0.5%) | 特定条件を満たさない場合のPayPay、d払いなど |
デビットカード (0.25%~0.5%程度) | SMBCデビット(三井住友銀行デビットカード)など |
電子マネー (0%~0.5%) | Suica、PASMO、WAON、楽天Edyなど |
※あくまで大まかな傾向を示したものであり、各決済方法には例外があります。
最も基本還元率が高くなりうるのは、「厳しい特定条件を満たした場合のコード決済」払いです。
ただし、コード決済で3.0%以上の基本還元率を実現するには、「条件の達成自体が困難」「高還元に制限がある」といった懸念があります。
続いて基本還元率が高いのは、航空会社提携カードをはじめとする「超高還元」なクレジットカードです。
年会費が生じることは多いものの、価値の高い「マイル」を効率よく貯めたいなら、この方法が1番簡単です。
また、特定のクレジットカードを併用するなどの「特定条件を満たしたコード決済アプリ」は、無料で高還元を実現できます。
「年会費を掛けずに高還元を実現したい」「マイルにあまり興味がない」という場合には、この方法がおすすめです。
加盟店(使えるお店)が多いキャッシュレス決済方法
キャッシュレス決済方法を、加盟店(使えるお店)が多い順に並べると、以下のようになります。
加盟店(使えるお店)が多いキャッシュレス決済方法
決済名 | 加盟店数(国内外) | 概要 |
---|---|---|
クレジットカード (VISA、Mastercard) | 約1億 | 日本国内の多くのクレジット加盟店はもちろん、海外でも使える |
デビットカード (VISA、Mastercard) | 公共料金や会費などを支払えないという制約はあるが、多くのクレジット加盟店を利用できる | |
クレジットカード (JCB) | 約3900万 | 日本国内の多くのクレジット加盟店で使える海外は地域による |
クレジットカード (American Express、 Diners Club) | 約8000万(Amex) 約5100万(Diners) ※ただし日本での普及率はJCBの方が高い | 他のブランドに比べると日本国内での加盟店が少ないが、日本国内ならJCBを使えるお店でなら使用できることが多い(一部例外あり) |
コード決済アプリ | 約374万(PayPay) | 特に利用できるお店が多いのは「PayPay」と、PayPay加盟店で利用できる「LINE Pay」 |
電子マネー | 約132万(Suica) 約100万~(楽天Edy) | 加盟店数は電子マネーの種類によって大きく異なる |
キャッシュレス決済の中で、使えるお店が多いのは圧倒的に「クレジットカード」です。
特にVISA、Mastercardブランドのカードは、海外を含め圧倒的な加盟店数を誇ります。
「さまざまな場所で使えるキャッシュレス決済」をお探しなら、VISAまたはMastercardのクレジットカードが推奨されます。
審査なしで使えるキャッシュレス決済方法
「審査なし」で利用できるキャッシュレス決済方法をまとめると、以下のようになります。
審査なしで使えるキャッシュレス決済
決済名 | 還元率※ | 概要 |
---|---|---|
コード決済アプリ | 0.5%程度 | 年齢制限なし クレジットカード無しなら前払いチャージが必要 |
デビットカード | 0.25%~0.5%程度 | 原則として中学卒業後に利用可能 使った瞬間、銀行口座から自動的に引き落としVISAデビットならクレジットカードの代わりにもなる |
電子マネー | 0%~0.5%程度 | 年齢制限なし クレジットカード無しなら前払いチャージが必要 |
※その他、前払いチャージ式のプリペイドカードなど
「カードを使用した1~2ヶ月後に後払い」を前提とするクレジットカードを取得するには、必ず審査に通過する必要があります。
一方、前払いや即時引き落としが前提となる「コード決済アプリ」や「デビットカード」は、審査なしで利用できます。
そのため信用情報に問題がある方や、失業中の方でも利用しやすいと言えるでしょう。
後払いができるキャッシュレス決済方法
「後払い」に対応している主なキャッシュレス決済は、以下の通りです。
後払いが可能なキャッシュレス決済
決済名 | 還元率 | 概要 |
---|---|---|
クレジットカード | カードによる | 18歳から利用可能 カード使用後、1~2ヶ月後の引き落とし(締め日や引き落とし日はカードによる) 分割払いやリボ払い、ボーナス払いなども可能 |
PayPay | 最大1.5% | 18歳から利用可能 「PayPayあと払い」なら、前月の利用分を翌月に一括支払い |
FamiPay | 1.0%(あと払い時) | 18歳から利用可能 「翌月払い」を選択可能 |
一部のVISAプリペイドアプリ(Kyashなど) | 最大1.0%(Kyash) | 翌月末までの「あと払い」を条件にしたチャージが可能 無審査で年齢制限なし、ただし初回の「あと払い」限度額は数千円程度 |
※その他、店頭で組めるショッピングローンなど
コード決済アプリの中では現在、「PayPay」「FamiPay」があと払いに対応しています。
クレジットカードや「PayPayあと払い」、「FamiPay翌月払い」を利用するには、所定の審査に通過する必要があります。
特典やサービスが多いキャッシュレス決済方法
特典やサービスが多い、主なキャッシュレス決済方法は以下の通りです。
後払いが可能なキャッシュレス決済
決済名 | 還元率 | 概要 |
---|---|---|
一部のクレジットカード (無料カード含む) | 1.0% (Delight JACCS CARDの場合) | カード別にさまざまな優待・サービスあり 例:Delight JACCS CARDの場合、年会費無料で17万以上のお店やサービスで優待 |
コード決済アプリ | 0.5%~ | 独自のキャンペーンが行われることが多い常に使える特典は少ないが、「FamiPay」はファミリーマートでの優待が多い |
電子マネー | 0.5%程度 | 特に「楽天Edy」などの流通系電子マネーは、独自のキャンペーンが行われることが多い |
基本的に、特典やサービスは「誰でも利用できるわけではない」キャッシュレス決済ほど、充実している傾向にあります。
そのため、無審査でだれでも使える電子マネーやコード決済アプリより、審査が必要なクレジットカードの方が特典が充実していることが多いです。
また、クレジットカードの中でも年会費が高く、審査難易度が高いカードほど、豪華な優待や特典が設定されていることが一般的です。
あなたに合ったスマホ決済アプリの選び方

スマホ決済アプリ(コード決済アプリ)は、それぞれに個性やメリット・デメリットがあります。
ここからは、あなたに合ったスマホ決済アプリの選び方について解説します。
よく利用するお店が「加盟店」に含まれているか
どんなにお得なサービスでも、決済に仕様できなければ意味がありません。
コンビニやスーパー、飲食店など、「あなたがよく利用するお店」で利用できる決済方法であることは、大前提となります。
「あなたがよく利用するお店」でコード決済アプリを使えるかどうかは、レジの近くに貼ってあるステッカーなどで確認できます。
また各コード決済アプリでは、地図を通して近隣の加盟店を確認できます。
高還元のための条件をクリアできるか
キャッシュレス決済を利用するのであれば、還元率は高いほどベターです。
多くのコード決済アプリは、特定の条件を満たすことで高還元を実現できます。
高還元のための条件を達成できるかどうかも、コード決済アプリを選ぶ上で重要なポイントとなります。
また、一部のコード決済アプリは、無条件で1.0%の還元を受けることができます。
よく利用するお店でポイント加算などの優遇を受けられるか
コード決済アプリによっては、指定のお店でポイントアップなどの優遇を受けられることがあります。
「よく利用するお店」をお得に利用できるかどうかも、コード決済アプリを選ぶ理由となります。
各コード決済アプリの優遇内容
PayPay | Yahoo!ショッピングなどでポイント加算 |
楽天ペイ | 楽天ポイント加盟店(ファミリーマートなど)でポイント加算 |
au PAY | Pontaポイント加盟店(ローソンなど)でポイント加算 セブンイレブンなどの「ポイントアップ店」あり |
LINE Pay | キャンペーンなどを除き特になし |
d払い | dポイント加盟店(ファミリーマートなど)でポイント加算 「ポイントGETモール」を通した決済でポイント加算 |
メルペイ | そもそも基本還元率が0% |
FamiPay | ファミリーマートで使えるクーポンなどの配布 |
どんな種類のポイントがもらえるか
コード決済アプリを利用する上では、「もらえるポイントの種類」も重要です。
どのアプリも、獲得したポイントは「次回以降の支払い」に利用できます。
ですが、「楽天ポイント」「Pontaポイント」などは、インターネットやコンビニエンスストアなどでも使用しやすく、使い勝手が良いと言えます。
各スマホ決済アプリの還元ポイント
PayPay | PayPayポイント・PayPayでの決済や、Yahoo!ショッピングなどで利用可能 |
楽天ペイ | 楽天ポイント・楽天ペイでの決済や楽天市場などの楽天系サービス、その他「楽天ポイント加盟店」で利用可能 |
au PAY | Pontaポイント・au PAYでの決済やPontaポイント加盟店で利用可能 |
LINE Pay | LINEポイント・LINE Payでの決済や、LINEにおける課金(スタンプ購入など)で利用可能 |
d払い | dポイント・d払いでの決済やdポイント加盟店で利用可能 |
メルペイ | 還元なし |
FamiPay | FamiPayボーナス・FamiPayでの決済に利用可能 |
複数のスマホ決済をお試しで使ってみるのも手
コード決済アプリは、いずれも無料で簡単に始められます。
そのため複数のアプリの中で迷ってしまったら、「複数のアプリを利用して、使い勝手の良い方を選ぶ」のも一考です。
キャッシュレス決済(スマホ決済アプリ)のメリット

支払い方法に、コード決済アプリを利用するメリットとは何なのでしょうか。
ここからは、現金払いやその他のキャッシュレス決済と比べた場合の、「コード決済アプリの強み」について解説します。
現金払いではもらえない「ポイント」を、場合によってはクレジットカード以上に獲得できる
コード決済アプリに限らず、キャッシュレス決済全般のメリットと言えるのが、決済による「ポイントの還元」です。
現金払いではもらえないポイントを獲得できるのは、キャッシュレス決済の明確なアドバンテージと言えます。
また、コード決済アプリでは「指定するクレジットカードを使ったチャージ」などの条件を達成することで、一般的なクレジットカード以上の高還元を実現できます。
小銭をやり取りする必要がない
コード決済アプリを含む、キャッシュレス決済に共通するメリットが「小銭をやり取りする必要がない」ことです。
キャッシュレス決済を利用することで、「財布を開いて必要な現金を取り出す」「おつりがあれば受け取る」といったやり取りをカットし、支払いをスムーズに進められます。
銀行口座やクレジットカードを使い、簡単にチャージができる
キャッシュレス決済の中でも、コード決済特有のメリットと言えるのが、「銀行口座やクレジットカードを使い、簡単にチャージができる」ことです。
また、コード決済のチャージ方法は、チャージ式の電子マネーに比べ選択肢が多いです。
現在のチャージ残高は、各アプリを通して簡単に確認できます。
利用できるチャージ方法は、コード決済アプリによって異なります。
目を引くキャンペーンやクーポン配布が行われることが多い
コード決済アプリの特徴が目を引くキャンペーンです。
特に「PayPay」が、サービス開始から間もないころに行った「20%還元」などのキャンペーンは、大きな話題となりました。
現在行われているキャンペーン情報は、各公式アプリや公式ウェブサイトを通して確認できます。

無料でインストールしてすぐに始められる
コード決済アプリとその他のキャッシュレス決済方法を比較したとき、最も大きな特徴となるのが「無料でインストールして、すぐに始められる」点です。
利用規約への同意などを済ませ、銀行口座やクレジットカードによるチャージを済ませれば、数分程度で支払いが可能となります。
無審査だから、中学生・高校生やブラック状態の人も使える
コード決済アプリは、基本的に「前払いチャージ」(またはすでに審査に通過している、クレジットカードの紐づけ)により利用できます。
コード決済アプリ側がお金を立て替えることはないため、コード決済アプリは無審査で、年齢制限なく利用できます。
「PayPayあと払い」は、18歳以上の方のみが、審査通過後に利用可能となります。
スマホ決済アプリ(QRコード決済アプリ)のデメリット

コード決済アプリには、もちろん他の支払い方法と比べた際のデメリットも存在します。
ここからは、その他のキャッシュレス決済方法と比べた場合の「コード決済のデメリットや注意点」について解説します。
還元率を含むサービス内容が変更されることが非常に多い
コード決済最大のデメリットが、頻繁にサービス内容が変更されることです。
特にサービス内容は、「還元率の低下」など、悪い方に傾くことが多いです。
現在提供されているサービスがいつまで続くかわからないというのは、コード決済アプリにおける大きな懸念と言えます。
クレジットカードに比べると使えるお店が少ない
「PayPay」をはじめとするコード決済アプリの加盟店は、順次増えてはいるものの、やはりクレジットカードに比べると少ないです。
汎用性が高いという意味で、優秀なのはクレジットカードの方だと言えます。
クレジットカードに比べると単独での還元率が低め
コード決済アプリで高還元率を狙うには、「指定するクレジットカードを使ったチャージ」などの特定条件を満たす必要があります。
そして指定の条件を満たさず、単独でコード決済アプリを利用する場合の還元率は0.5%程度です。
一部のコード決済アプリは単独で1.0%の還元率を実現していますが、この数字は多くの無料クレジットカードと同じものです。
1枚で2%以上の還元を実現できるクレジットカードの存在を考えると、コード決済アプリにおける「単独・無条件での還元率」は低いと言えます。
チャージの手間がかかる
コード決済アプリを利用するには、事前のチャージまたはクレジットカードの紐づけ(同期)が必要です。
ただし、クレジットカードを紐づける場合、一般にポイント還元の対象となりません。
そのためお得にコード決済アプリを利用するには、「銀行口座」「クレジットカード」などを使ったチャージが必須となります。
チャージの手間が掛からないクレジットカード払いに比べると、チャージや残高確認の手間は、少し気になるところです。
- アプリによっては、銀行口座を使ったオートチャージが可能です。
- 「PayPayあと払い」「FamiPay翌月払い」は例外です。
電波状況が悪い場所などでは利用できない場合がある
コード決済アプリは、インターネットを利用できない環境では使用できません。
電波が悪い場所にいるときや、電波障害が発生している場合には、お買い物ができない場合があります。
おすすめのキャッシュレス決済に関するよくある質問と回答
ここからは、キャッシュレス決済やその選び方、サービス内容に関するよくある質問にお答えします。
初心者におすすめのキャッシュレス決済アプリはどれですか?
加盟店が多いという意味で、利用しやすいのは「PayPay」です。
PayPayは利用者数も多いため、お店で支払いを行う場合、店員に戸惑われることも少ないでしょう。
その他、「楽天ペイ」はポイントの使い勝手が良い上に、基本の還元率が1.0%と高めです。
キャッシュレス決済アプリのキャンペーンは、どのように確認できますか?
そのキャッシュレス決済の、アプリやウェブサイトを通して確認できます。
還元率などが変更される場合、事前に告知はありますか?
サービス内容が変更される場合は、アプリやウェブサイトの「お知らせ」ページなどに記載されます。
また、元率の変更など、大きな改変が行われる場合には、ポップアップ表示などで「お知らせ」が表示されることもあります。