カードローンの借り入れをしたいときは審査に通らない限り、即日融資や低金利で借り入れられません。
支払い遅延や滞納、他社からの借り入れがあると金融機関は返済能力がないと判断して、審査に通さない場合も数多くあります。
審査に必ず通る保証はないものの、審査通過率を公表している消費者金融もあることから、借り入れできるチャンスを掴める可能性もあります。
カードローンを取り扱っている金融機関は主に次の2通りです。
サービス名 | 審査の通りやすさ | 即日融資 | 特徴 |
---|---|---|---|
消費者金融 | ○ | ○ | 即日融資に対応している |
ネット銀行 | 銀行カードローン△ | × △ | 低金利で借り入れできる |
消費者金融は審査通過率を公表しているときが多く、審査が最短25分、融資が最短25分で完了し、審査に通りやすいです。
銀行カードローン・ネット銀行は審査通過率を公表していないうえに、審査も厳しい傾向にあるが、借り入れできれば低金利で借り入れられる。
この記事では、審査が甘いカードローンが存在するのかや即日融資が受けられる可能性があるカードローンについて詳しく解説します。
本記事を読めば、審査に対する心構えが学べて、審査に通るための計画を立てられます。
- 審査が甘いおすすめのネット銀行カードローン
- ブラックでも通る可能性があるおすすめのカードローン
- 審査が甘いかつ即日で借りられるおすすめのカードローン
審査が甘いカードローンはある?通過率はどれくらいなの?
審査が甘いカードローンは存在しません。
なぜならカードローンを提供している金融機関は、貸金業法第13条により申し込みがあった際に必ず審査を行うように義務付けられているからです。
(返済能力の調査)
第十三条 貸金業者は、貸付けの契約を締結しようとする場合には、顧客等の収入又は収益その他の資力、信用、借入れの状況、返済計画その他の返済能力に関する事項を調査しなければならない。
引用元:賃金業法-eGov法令検索貸金業法
審査は年収や勤務先、返済能力の有無、過去にクレジットカード・各種ローンの支払い遅延を起こしていないかなどを総合的に見て行われるため、審査が甘いという概念は存在しないのです。
ただし、カードローンを提供している消費者金融・銀行カードローンによって審査基準が異なり、A社のカードローンの審査には落ちたが、B社のカードローンの審査には通った事例もあります。
例えば、消費者金融の審査通過率は次の通りです。
最も高い審査通過率を誇るアコムで42.0%となっていて、半数以上の方が審査に落ちていることから、審査が厳しいことがわかるでしょう。
とはいえ、安定した収入があり返済能力を有しているなどの審査条件を満たしていれば、審査通過率を上げられます。
また、銀行カードローンは低金利で総返済額を抑えられる反面、消費者金融よりも審査に通りにくい傾向にあります。
ただし、会社員や公務員として安定した収入が見込めて返済能力も問題なくある状態であれば、審査に通過するのはそれほど難しくありません。
消費者金融と銀行カードローンのどちらで申し込むにしても、審査に通過できるように日頃から携帯電話やクレジットカードなどの支払いを遅延なく続けて、信用情報を積み上げる必要があります。
審査通過率が高い即日融資できるカードローン
審査通過率が高く即日融資を希望するときは、消費者金融に申し込むと良いでしょう。
消費者金融は銀行カードローンよりも審査通過率が高い傾向にあるのに加えて、審査が最短25分〜30分、融資までが最短25分で完了します。
申し込みから借り入れまでがWeb完結できることから、平日や土日祝に家事や仕事で時間が取りにくい方でも、手軽に申し込み可能です。
さらに無利息期間を設けている消費者金融も多く、期間内に完済できれば利息を支払う必要がないため、銀行カードローンよりもお得に利用できる可能性もあります。
また、会社員や公務員だけでなく、派遣社員・アルバイト・パートでも安定した収入があるときは、審査に通過する確率が高くなるでしょう。
審査通過率が高く即日融資に対応している消費者金融は次の通りです。
カードローン | アコム | プロミス | レイク | アイフル |
金利 | 年3.0%~年18.0% | 年4.5%~年17.8% | 年4.5%~年18.0% | 年3.0%~年18.0% |
審査期間 | 最短30分 | 最短30分 | 最短15秒 | 最短25分 |
無利息期間 | 契約日の翌日から30日間 | 初回借入日の翌日から30日間 | 契約日の翌日から30日間・60日間・90日間(5万円まで) | |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
郵送物なし | ○ | ○ | ○ | ○ |
電話連絡 | 原則なし ※審査状況により実施する場合あり | 原則なし ※審査状況により実施する場合あり | 原則なし ※審査状況により実施する場合あり | 原則なし ※審査状況により実施する場合あり |
借入限度額 | 1万円~800万円 | 1万円~500万円 | 1万円~500万円 | 1万円~800万円 |
融資スピード | 最短30分 | 最短25分 | 最短25分 | 最短25分 |
申込受付時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満18歳以上 ※高校生を除く | 満18歳以上74歳以下 | 満20歳以上満70歳以下 | 満20歳以上69歳以下 |
Web完結 | ○ | ○ | ○ | ○ |
アコム|審査通過率42.0%

- 審査通過率が業界トップクラスの42.0%
- 来店不要かつカードレスで借り入れできる
- 原則在籍確認なし
- 振込みの借り入れで最短10秒で借り入れできる
- 初めての借り入れ限定で金利が30日間0円
アコムの審査通過率は42.0%で、大手消費者金融のなかでもトップの通過率です。
参照元:DATABOOK Monthiy Report-アコム株式会社
申込者の約4割強が審査に通っていることからも、新規ユーザーを積極的に受け入れていきたい意気込みが伝わってきます。
三菱UFJフィナンシャル・グループが提供しているカードローンでもあり、「即日ほしいと思う人向け」「契約・手続きが簡単だと思う」「はじめてでも安心感があると思う」の3部門で第1位を獲得しています。
パソコン・スマートフォンを利用したWebや専用アプリ「myac」を利用すれば、来店不要で24時間365日いつでも申し込みでき、カードレスであるうえに原則在籍確認なしで借り入れ可能です。

審査状況により在籍確認をする場合はあるものの、申込者の同意を得ずに実施する可能性はないため、家族や職場の方にバレる心配もありません。
あらかじめ借り入れできるのかを知りたいときは、「3秒診断」で年齢・年収・カードローン他社借入状況を入力するだけで簡単に確認可能です。

3項目を入力して「借り入れできる可能性が高いです」と表示されると、審査に通過する確率を上げられるでしょう。
審査通過後の借り入れ方法は次の2パターンです。
振込みで借り入れするときは、インターネット・スマートフォンアプリ・電話の3種類があり、インターネットまたはスマートフォンアプリを利用すると、簡単に融資が受けられます。
さらに振込先口座を楽天銀行に設定していれば、毎日0時10分〜23時49分の受付完了で最短10秒で振込みが完了です。

三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行のメガバンクやゆうちょ銀行などを振込先口座に指定したときでも、受付完了から最短1分で振込みされる場合もありますが、曜日や時間帯によって振込みが遅れる可能性があります。
確実かつスピーディーに融資を受けたいときは、楽天銀行を振込先口座に指定しましょう。
また、アコムを初めて利用する方に限り、契約日の翌日から30日間金利がかからない「30日間金利0円サービス」を用意しています。
通常の借り入れ時に設定される借入限度額と金利は次の通りです。

年3.0%〜年18.0%になる金利が30日間実質0円で利用できることから、利息を少しでも抑えて総返済額を減らしたいときに活用できます。
さらに30日以内に完済して追加借り入れをするときでも無利息期間内であれば、金利0円で借り入れ可能です。

なお、「借入日の翌日から30日間」ではなく「契約日の翌日から30日間」であるため、できる限り早めに返済をスタートさせると良いでしょう。
審査通過率 | 42.0% |
金利 | 年3.0%〜年18.0% |
審査期間 | 最短30分 |
無利息期間 | 最大30日間 |
担保・保証人 | 不要 |
カードレス | ◯ |
郵送物なし | ◯ |
限度額 | 1万円〜800万円 |
融資スピード | 最短30分 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満18歳以上 ※高校生を除く |
Web完結 | ◯ ※在籍確認が行われる場合があります。 |
バレない | ◯ |
プロミス|審査通過率39.1%

- 審査通過率が約4割強の39.1%
- アルバイト・パート・専業主婦・学生でも申し込める
- 「瞬フリ」なら原則24時間365日いつでも振込手数料無料0円
- LINEチャットサービスが充実している
- 「借入日の翌日から30日間」の無利息期間
プロミスの審査通過率は39.1%で、大手消費者金融のなかではアコムに次いで2番目に高い通過率を誇ります。
アコム同様に申込者の概ね4割が審査に通過していて、消費者金融のなかでも審査に通りやすいことがわかるでしょう
SMBCコンシューマーファイナンスが提供するカードローンで、オリコン顧客満足度ランキングの第1位を獲得したこともあり、初めて借り入れをする方でも安心して利用可能です。
さらにアルバイト・パート・派遣社員・専業主婦・学生であっても、安定した収入と返済能力を有していると判断されると、契約できる可能性があります。
パソコン・スマートフォンのWebや専用アプリ「アプリローン」を利用すれば、24時間365日いつでも申し込みができ、審査が最短30分、融資が最短25分で受けられます。
Web完結申し込みをすれば自宅や職場に郵送物が届いたり、在籍確認が行われたりしないことから、家族や職場の方にバレる心配もありません。

Web申し込みのほかにも、電話・来店・郵送での申し込みができるため、パソコンやスマートフォンの操作に苦手意識を持っている方でも安心して申し込み可能です。

Web・アプリローン・コンビニや提携ATM・プロミスATMの利用で契約した利用限度額の範囲内であれば、何度でも借り入れられます。
インターネット振込み「瞬フリ」なら、原則24時間365日いつでも振込手数料0円で利用でき、最短10秒で振込みが完了します。
なお、各金融機関によって振込実施時間やシステムメンテナンス時間が異なることから、事前にご自身が利用する金融機関の振込実施時間をチェックすると良いでしょう。

家事や仕事で時間が取れないときに「LINEチャットサービス」を利用すると、LINEから簡単に利用状況や契約に関する問い合わせが可能です。
一般的な回答がほしいときはAIチャット、より詳しい回答がほしいときはオペレーターチャットを選べて、問題の解決に繋げられます。
なお、AIチャットは原則24時間365日対応していますが、オペレーターチャットは平日の9時〜18時の対応になるため、平日の早い時間帯に問い合わせをすると良いでしょう。

上限金利が他社大手消費者金融よりも低いうえに、初めての借り入れの方限定で30日間の無利息期間を活用でき、利息を抑えて総返済額を減らせます。
さらに無利息期間の起算日が他社大手消費者金融が「契約日の翌日から30日間」が多いのに対して、「借入日の翌日から30日間」となっていて、契約後すぐに利用しないときでも無利息期間の保管が可能です。
審査通過率 | 39.1% |
金利 | 年4.5%〜年17.8% |
審査期間 | 最短30分 |
無利息期間 | 最大30日間 |
担保・保証人 | 不要 |
カードレス | ◯ |
郵送物なし | ◯ |
限度額 | 1万円〜500万円 |
融資スピード | 最短25分 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満18歳以上74歳以下 |
Web完結 | ◯ |
バレない | ◯ |
レイク|審査通過率35.5%

- 審査通過率が約3.5割の35.5%
- 審査結果が最短15秒で確認できる
- 借り入れ方法は4種類
- SBI新生銀行カードローンATMの利用で手数料無料
- 3種類の無利息期間から選べる
レイクの審査通過率は35.5%で、大手消費者金融のなかでも3番目に高い数字です。
参照元:SBI新生銀行
4割に満たない審査通過率ではあるものの、約3.5割の方は審査に通っていることから、審査に通る可能性はそれほど低くないといえます。
新生フィナンシャル株式会社が提供しているカードローンで、Webから申し込みをすると最短15秒で審査結果を確認でき、急ぎで借り入れをしたい方に人気です。
審査結果は8時10分〜21時50分、毎月第3日曜日は8時10分〜19時まで確認できるため、家事や仕事で忙しい方でも気軽に申し込めます。

審査結果確認後もパソコン・スマートフォンを利用して契約手続きができるのに加えて、契約に必要な書類も簡単にアップデートでき、書類の発送も不要です。

借り入れするときは、銀行振込み・SBI新生銀行カードローンATM・スマホATM・提携ATMの4種類から選べます。

SBI新生銀行カードローンATMを利用すれば手数料無料で利用できることから、少しでも不要な費用をかけたくないときに有効活用可能です。
コンビニや金融機関にある提携ATMなら、夜間や土日祝問わず借り入れられて、日中に時間が取れないときでも、安心して利用できます。
なお、提携ATMを利用するときは、借り入れと返済ともに1万円以下が110円、1万円超が220円の手数料を支払う必要があります。
また、レイクを初めて利用する方を対象として、3種類の無利息期間を選択可能です。
- 30日間:初めての利用で契約金額が200万円以上の方
- 60日間:初めての利用でWeb申し込みかつ契約金額が1~200万円以内の方
- 180日間:初めての利用で契約金額が1万円~200万円の方で借入額の5万円分が対象

60日間の無利息期間はWeb申し込みだけに対応していて、30日間と180日間の無利息期間はWeb・自動契約機・電話からの申し込み方法に対応しています。
30日間の無利息期間を選んだときの利用イメージは次の通りです。

180日間の無利息期間を選んだときの利用イメージは次の通りです。

30日間・60日間・180日間のどちらを選んだとしても無利息期間の起算日は「契約日の翌日から30日間」になるため、できる限り早めに返済をスタートするとお得に有効活用できるでしょう。
審査通過率 | 35.5% |
金利 | 年4.5%~年18.0% |
審査期間 | 最短15秒 |
無利息期間 | 30日間 60日間 180日間 |
担保・保証人 | 不要 |
カードレス | ◯ |
郵送物なし | ◯ |
限度額 | 1万円〜500万円 |
融資スピード | 最短25分 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満70歳以下 |
Web完結 | ◯ |
アイフル|審査通過率34.1%

- 審査通過率が約3.5割の34.1%
- 大手消費者金融のなかで唯一の独立系消費者金融
- 返済方法が豊富
- 審査と融資ともに最短25分
- 契約日の翌日から30日間無利息期間
アイフルの審査通過率は34.1%で、大手消費者金融のなかで4番目です。
参照元:月次データ-アイフル株式会社
審査通過率を公表している大手消費者金融のなかで唯一、銀行グループに属していない独立系の消費者金融であるため、他社での借り入れや他社の審査に落ちた場合でも、審査に通る可能性が残されています。
さらに「初めてでも安心」部門と「返済方法が充実している」部門で第1位を獲得していることからも、使い勝手の良い消費者金融として認知されています。

ほとんどの返済方法がカードレスに対応していて、インターネット返済・口座振込み・アイフルATMで手数料無料で利用できるため、生活スタイルに合わせた返済が可能です。
パソコン・スマートフォンを利用したWebや専用アプリ「スマホローン」からの申し込みなら、審査が最短25分で完了し、融資も最短25分で受けられます。
さらにWeb申し込み後にメール連絡や電話をすると、時間の短縮ができる可能性があり、今すぐにでも現金が必要なときの救世主となるでしょう。
スマホローンを利用して申し込みから借り入れをすれば、店舗や自動契約機に足を運ぶ必要もなく、原則在籍確認も行われないことから、家族や職場の方にバレる心配もありません。

審査の状況により在籍確認が必要になったときでも、申込者本人の同意を得ない限りは実施しないことが約束されているため、安心して利用可能です。
あらかじめ融資が受けられるかを知りたいときは「1秒診断」を利用すれば、簡単に診断結果が確認できます。

年齢・年収・他社借入金額の3項目を入力後に「診断開始」をクリックして、「ご融資可能かと思われます」と表示された場合は申し込みをすると良いでしょう。
また、アイフルで初めて借り入れをする方は、最大30日間の無利息期間サービスを受けられます。
無利息期間は「契約日の翌日から30日間」となっていることから、契約した翌日から返済をスタートするとよりお得に活用可能です。

無利息期間内に完済できれば、実質利息0円で総返済額を減らせる効果があるうえに、追加借り入れをした場合でも、無利息期間中は利息なしで利用できます。
審査通過率 | 34.1% |
金利 | 年3.0%〜年18.0% |
審査期間 | 最短25分 |
無利息期間 | 最大30日間 |
担保・保証人 | 不要 |
カードレス | ◯ |
郵送物なし | ◯ |
限度額 | 1万円〜800万円 |
融資スピード | 最短25分 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上69歳以下 |
Web完結 | ◯ |
バレない | ◯ |
そもそも銀行カードローンやネット銀行は審査通過率が低いの?
審査通過率を公表している銀行カードローンやネット銀行はありません。
ただし、一般的に銀行カードローンやネット銀行は、低金利かつ高額の融資を受けられる可能性があることから、消費者金融よりも審査通過率が低いといわれています。
消費者金融は貸金業法に基づいて審査が行われるのに対して、銀行カードローンやネット銀行は銀行法に基づいて審査が行われているため、総量規制が適用されず年収の3分の1を超える借り入れも可能です。
例えば、年収500万円の方が消費者金融で借り入れをする場合は、年収の3分の1の167万円までしか借りられませんが、銀行カードローンやネット銀行は、原則制限なく借り入れられます。
ただし、銀行法は総量規制が適用されないものの、貸し倒れを防ぐために貸金業法同様、年収の3分の1を上限にしている場合があります。
銀行カードローンやネット銀行は、審査通過率が低いだけでなく、即日融資にも対応していない可能性が高いです。
そのため、公共料金や税金、保険料の支払いなどの急な出費が発生した際の補てんには不向きといえます。
また、銀行カードローンやネット銀行の保証会社は、ほとんどが提携する大手消費者金融や信販会社が保証業務を行っていて、銀行独自の審査と保証会社の審査の両方に通る必要があるのです。
ただし、銀行カードローンやネット銀行で融資を受けられれば、低金利で借り入れができ、総返済額を抑えられる魅力があります。
審査が甘くないが低金利で返済負担が少ない銀行カードローンやネット銀行
会社員や公務員で安定した収入や返済能力を有している自信があり、低金利かつ高額融資を受けたいときは、銀行カードローンやネット銀行で申し込みをすると良いでしょう。
銀行カードローンやネット銀行の金利は、消費者金融よりも低金利に設定されていて、平均で年1.5%〜年14.5%前後で設定されているときがほとんどです。
そのため、審査に通り融資を受けられれば、消費者金融よりも利息がかからず総返済額を減らして上手に返済できます。
ただし、低金利で借り入れられる反面、審査通過率はおよそ10%〜20%と低い推移となっていて、厳しい傾向であることには変わりありません。
銀行カードローンやネット銀行の審査が厳しい傾向にあるのは、審査の際に警察庁データベースへの照会が義務付けられているためです。
低金利で返済負担が少ない銀行カードローンとネット銀行は次の通りです。
カードローン | みずほ銀行カードローン | オリックス銀行カードローン | SBI新生銀行カードローン | 住信SBIネット銀行カードローン | ソニー銀行カードローン | 信用金庫カードローン |
---|---|---|---|---|---|---|
金利 | 年2.0%~年14.0% | 年1.7%~年14.8% | 年4.5%~年14.8% | 年1.59%~年14.79% | 年2.5%~年13.8% | 年2.3%~年14.5% |
審査期間 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 最短即日 | 最短数日 | 最短翌営業日 | 最短翌日 |
無利息期間 | なし | なし | なし | なし | なし | ない場合が多い |
担保・保証人 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
郵送物なし | ○ | ☓ | ☓ | ◯ | ☓ | ☓ |
電話連絡 | 原則あり | 原則あり | 原則なし ※審査状況により実施する場合あり | あり | あり | あり |
借入限度額 | 10万円~800万円 | 10万円~800万円 | 1万円~500万円 | 10万円~1,200万円 | 10万円~800万円 | 10万円~500万円 |
融資スピード | 最短1週間 | 最短1週間 | 最短翌営業日 | 最短数日~1週間 | 最短7日~10日※初回振込みサービスの利用で最短翌日借り入れ◯ | 最短数日 |
申込受付時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満65歳以下 | 満20歳以上満68歳以下 | 満20歳以上満70歳以下 | 満20歳以上満65歳以下 | 満20歳以上64歳以下 | 各社により異なる |
Web完結 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みずほ銀行カードローン

- メガバンクカードローンの中で1番上限金利が低い
- かんたん10秒診断で事前に借り入れられるかチェックできる
- Web申し込みで24時間365日いつでも申し込める
- みずほ銀行ATMとイーネットATMの利用で手数料無料
- みずほダイレクトの利用で24時間借り入れと返済ができる
みずほ銀行カードローンの上限金利は、メガバンクカードローンの上限金利のなかでも1番低く抑えられていて、低金利で借り入れられる可能性が高いです
三井住友銀行カードローンの上限金利が年14.5%、三菱UFJ銀行カードローン バンクイックの上限金利が年14.6%である一方で、みずほ銀行カードローンの上限金利は、年14.0%に設定されています。

初めての借り入れをするときは、上限金利で契約になる可能性が高いため、総返済額を減らせる効果が期待できるでしょう
あらかじめ借り入れできるかを確認したときは、公式サイト内にある「かんたん10秒診断」で手軽にチェック可能です。

年齢・年収・他社借入状況の3項目を入力をして「この内容で診断する」をクリックするだけで診断結果が確認でき、「ご利用可能と考えられます」と表示されるときは、審査に通る確率が高くなることが予想されます。
パソコン・スマートフォンを利用したWebから24時間365日いつでも申し込みができるうえに、店舗に足を運ぶ必要もなく郵送物もないことから、家族や職場の方にバレる心配もありません。
借り入れ方法には、ATMとインターネットバンキング「みずほダイレクト」の2種類があります。
みずほダイレクトを利用すると、借り入れだけでなく、店舗やATMの振込みに比べて手数料がお得になるうえに、利用明細や口座残高のチェックも可能です。
さらにみずほ銀行ATMとイーネットATMでも、手数料無料で利用できます。

ATM手数料が無料になる条件は「みずほマイレージクラブ」に入会していて、月末の段階でカードローンの借入残高があるときに、翌々月のみずほ銀行ATMの手数料が無料、イーネットATMの手数料が月3回まで無料で利用可能です。
返済方法は毎月口座から自動引き落としとなる「約定返済」がベースとなるものの、臨時収入やボーナスが入ったときは、追加で返済ができる「任意返済」も活用できます。

任意返済はみずほダイレクトとATMの2パターンで利用できますが、提携金融機関ATMやゆうちょ銀行ATMでは任意返済に対応していません。

できる限り手間をかけずに返済をしたいときは、24時間返済が可能なみずほダイレクトを活用すると良いでしょう。
金利 | 年2.0%~年14.0% |
審査期間 | 最短3営業日 |
無利息期間 | なし |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~800万円 |
融資スピード | 最短1週間 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満65歳以下 |
Web完結 | ○ |
オリックス銀行カードローン

- 提携ATM手数料が無料
- 提携ATMは全国10万台以上
- 会員専用サイト「メンバーズナビ」の使用用途が豊富
- 登録口座と振込専用口座が使い分けできる
- ガン保障特約付き消費者信用団体生命保険「Bright」の加入を選択できる
オリックス銀行カードローンは、パソコン・スマートフォンを利用したWebから24時間365日いつでも申し込みができるうえに、提携ATMの手数料が無料です。
他社銀行カードローンの提携ATMを利用するときは、利用手数料や時間外手数料がかかる可能性がありますが、オリックス銀行カードローンはかかりません。

提携ATMの一例は次の通りです。
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
- セブン銀行
- ローソン銀行
全国各地に10万台以上の提携ATMがあることから、全国どこに住んでいても困ることなく利用できるでしょう。

さらにすべての提携ATMで月々1,000円から借り入れられるため、飲み会や公共料金などの急な支払いにも対応可能です。

なお、提携ATMで利用できない曜日や時間帯があることから、あらかじめ利用するATMの情報を確認しましょう。
提携ATMからの借り入れのほかにも、パソコン・スマートフォンから利用できる会員専用サイト「メンバーズナビ」や電話から借り入れ可能です。
メンバーズナビでは、振込融資や増額融資ができるのに加えて、残高照会・取引明細照会・LINEを使った契約照会など、便利なサービスが利用できます。
さらに「登録口座」と「振込専用口座」の両方を登録すると、生活スタイルに合わせて取引が可能です。
登録口座と振込専用口座の利用イメージは次の通りです。

両方の口座を活用すれば、どのような目的で利用したのかが明確になり、資金管理もしやすくなる効果があるでしょう
借入残高が10万円以下のときに月々3,000円から返済でき、返済方法は口座引き落とし・ATM返済・振込返済の3種類から選べます
少額からの返済ができ、返済日が毎月10日または月末から選べるため、資金状況や生活スタイルに合わせて無理なく返済可能です。

また、銀行カードローンのなかでは、珍しくガン保障特約付きの消費者信用団体生命保険「Bright」に加入できるサービスを提供しています。
Brightとは「ガンと診断確定されたとき」と「死亡・高度障害のとき」に保険金を未返済債務に充当する保障です。

ガンと診断されたときや死亡・高度障害のときに借入残高が0円になるうえに、保険料負担がなく金利の上乗せもされないことから、加入する価値があるでしょう。
金利 | 年1.7%~年14.8% |
審査期間 | 最短3営業日 |
無利息期間 | なし |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~800万円 |
融資スピード | 最短1週間 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満68歳以下 |
Web完結 | ○ |
SBI新生銀行カードローン

- 契約金額内で何度でも借り入れや返済ができる
- インターネットバンキング「パワーダイレクト」でいつでも借り入れや返済ができる
- 提携ATMでの借り入れや返済の手数料が無料
- 返済日当日の14日前から返済ができる
- 返済シミュレーションの活用で計画的に返済できる
SBI新生銀行カードローンは、契約金額内で何度でも繰り返し借り入れや返済ができるうえに、ローン専用カードで提携ATMから振込手数料無料で利用可能です。
下限金利は他社ネット銀行カードローンよりも高めに設定されているものの、上限金利は同様の水準で利用できます。
初めての借り入れをするときは上限金利で借り入れになる可能性が高いため、問題なく活用できるでしょう。
借入限度額は1万円〜500万円で借り入れられて、医療費や冠婚葬祭、公共料金の支払いなどの急な出費にも対応できます。
例えば、契約金額が100万円のときの利用イメージは次の通りです。

ご自身の資金状況に合わせて、計画的に借り入れられることがわかります。
インターネットバンキング「パワーダイレクト」からの申し込みをすれば、24時間365日いつでも借り入れや返済が可能です。
パワーダイレクトは借り入れや返済のほかにも、入出金明細・口座残高などをチェックでき、スマホ認証サービスの登録を行うと不正な振込みを防げます。
さらにパワーダイレクトに加えて、全国のコンビニなどに設置されているATMでも手数料無料で借り入れや返済が可能です。
提携ATMの一例は次の通りです。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イオン銀行
- ゆうちょ銀行
各ATMで借り入れや返済ができる曜日や時間帯にバラつきがあることから、あらかじめチェックしておくと良いでしょう。

返済方法は会員ページ・提携ATM・パワーダイレクトからの自動引き落としの3種類から選べるうえに、返済日以前でも返済可能です。

返済日当日の14日前から返済できるため、臨時収入やボーナスが入った好きなタイミングで返済でき、総返済額を減らす役割を果たします。
事前に月々の返済金額を知りたいときは、「返済シミュレーション」を利用すれば、綿密な返済計画が立てられます。
返済シミュレーションの契約金額に対する利率は次の通りです。

返済シミュレーションはあくまで参考値になることから、契約後に詳細を知りたいときは、電話やチャットサービスで問い合わせできます。
なお、オペレーターとやり取りができる受付時間は、電話が平日9時〜18時、チャットサービスが平日8時30分〜17時30分に設定されているため、急ぎのときはできる限り早めに連絡すると良いでしょう。
金利 | 年4.5%~年14.8% |
審査期間 | 最短即日 |
無利息期間 | なし |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 1万円~500万円 |
融資スピード | 最短翌営業日 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満70歳以下 |
Web完結 | ○ |
住信SBIネット銀行カードローン

- 下限金利と上限金利ともに低水準
- 最大1,200万円まで借り入れられる
- 基準金利から最大0.6%引き下げられる
- 専用アプリの使用用途が豊富
- 1日あたり最大200万円引き出せる
住信SBIネット銀行カードローンの下限金利は、他社ネット銀行カードローンの下限金利よりも低く設定されているうえに、上限金利も同水準に設定されています。

初めての融資を受けるときは、10万円〜100万円の範囲内で借り入れになる可能性があることから、低金利で借り入れ可能です。
さらに所定の条件を満たした場合は、基準金利が最大0.6%引き下げられます。

JCBミライノカードを保有し、住信SBIネット銀行の口座を引き落とし口座に設定で年0.1%の引き下げ、SBI証券口座保有登録済または住宅ローン残高があるときに年0.5%の引き下げ、2つの条件を満たしていれば、さらに年0.6%の引き下げが可能です。
最大0.6%まで金利を引き下げられれば、他社ネット銀行カードローンの金利よりも低い金利で借り入れられるため、できる範囲で金利を引き下げると良いでしょう。
パソコン・スマートフォンのWebを利用すると、24時間365日いつでも申し込みから返済までが完結するのに加えて、普通預金口座を保有していなくてもカードローンの同時申し込みが可能です。
仮審査後の必要書類は、パソコン・スマートフォン・FAXでアップロードでき、書類を郵送する手間もかかりません。
在籍確認は入るものの、事前に問い合わせフォームから相談をしておくと「住信SBIネット銀行名」で電話を入れてもらうことも可能で、職場の方にカードローンからの借り入れがバレる心配もありません。
借り入れ方法には、パソコン・スマートフォン、専用アプリ、提携ATMから24時間365日いつでも利用でき、借り入れの際の手数料も無料です。
専用アプリは、口座開設や入出金、残高照会、Apple PayやGoogle Pay™対応のデビットカードとしても利用できます。
利用可能な提携ATMは次の通りです。

キャッシュカードの引き出し限度額は次の通りです。

契約金額により異なりますが、1ヵ月あたり最大で1,000万円まで引き出し可能であることから、急に大きな出費が発生したときでも落ち着いて対処できるでしょう
月々の返済は、住信SBIネット銀行普通預金口座から毎月5日に自動引き落としされるうえに、手持ち資金に余裕があるときはWebサイトや提携ATMからの追加返済も可能です。
金利 | 年1.59%~年14.79% |
審査期間 | 最短数日 |
無利息期間 | なし |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~1,200万円 |
融資スピード | 最短数日~1週間 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上満65歳以下 |
Web完結 | ○ |
ソニー銀行カードローン

- 普通預金口座を保有していなくても申し込める
- 初回振込みサービスの利用で最短翌日振込み完了
- 1日あたり最大200万円引き出せる
- 返済日を2日・7日・12日・17日・22日・27日から選べる
- 自動引き落としに加えて随時返済にも対応している
ソニー銀行カードローンは、普通預金口座を保有していなくても申し込めるのに加えて、パソコン・スマートフォンから24時間365日いつでも申し込み可能です。
カードローンと口座開設の同時申し込みをして、仮審査結果を受け取った後に「初回振込みサービス」を利用すると、カード受け取り前に借り入れられます。

初回振込みサービスを利用しなかったときは、カードの受け取りが約7日〜10日かかるため、約1週間のタイムラグが生じます。
初回振込みサービスは営業日の14時30分までに本審査結果を確認できたときに、当日の振り込みが可能です。
14時30分以降の手続きになったときは翌営業日の振込みになることから、すぐにでも借り入れをしたいときは、午前中に手続きを済ませると良いでしょう。
借り入れや返済ができる提携ATMは次の通りです。
- セブン銀行
- イオン銀行
- イーネットATM
- ローソン銀行
- ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
各提携ATMで取引ができる曜日や時間帯が異なるため、あらかじめ情報を確認してから利用すると良いでしょう。
1日あたりに引き出せる金額は、最大200万円までです。

毎月の返済は、2日・7日・12日・17日・22日・27日から選択された日に普通預金口座から自動引き落としされます。
ただし、初回の返済日のみ初めて借り入れをした日によって返済日が異なります。

毎月の返済日が27日で5月に借り入れをした場合は次の通りです。
- 5/1〜5/26に借り入れ:6/27が初回返済日
- 5/27〜5/31に借り入れ:7/27が初回返済日
同月内でも借り入れをした日によって初回返済日が異なってくることから、あらかじめ確認しましょう。
月々の返済額は、前月のローン返済日の利用残高で決定します。

返済日を6パターンから選べるのに加えて、毎月2,000円から返済できるため、給料日や生活スタイルに合わせて自分のペースで返済可能です。
さらに毎月の返済とは別に臨時収入やボーナスが入ったときに、一部返済や全額返済の随時返済が活用できます。
一部返済は元金のみ、全額返済は元金と利息が対象になり、総返済額を減らせる効果が期待できるでしょう。
利用明細はWeb上でチェックでき、自宅に郵送されて来ないため、家族に借り入れがバレる心配もありません。
金利 | 年2.5%~年13.8% |
審査期間 | 最短翌営業日 |
無利息期間 | なし |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~800万円 |
融資スピード | 最短7日~10日 ※初回振込みサービスの利用で最短翌日借り入れ◯ |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 満20歳以上64歳以下 |
Web完結 | ◯ |
信用金庫カードローン
- Web完結に対応している場合もある
- 来店をすると親身に相談に乗ってくれる
- アルバイト・パートでも安定した収入があれば審査に通る可能性がある
- 金利は銀行カードローンやネット銀行と同水準
- 以前から取引があると審査に優遇される可能性もある
信用金庫カードローンは、銀行カードローンやネット銀行カードローン同様、Web完結や店舗に来店で申し込みが可能です。
信用金庫は銀行やネット銀行よりも地域に根差した運営をしていることから、店舗に足を運ぶと親身に相談に乗ってくれるでしょう。
近年では申し込みから借り入れまでをWeb完結している信用金庫カードローンが増えている傾向にあり、日中に家事や仕事で時間が取れない方でも安心して申し込める体制が整っています。
パソコン・スマートフォンを利用したWeb申し込みをすると、最短当日中に審査が完了し、最短数日中に借り入れ可能です
ただし、契約を結ぶ際には来店をしなければならない場合もあり、銀行カードローンやネット銀行カードローンに比べると、手間がかかる傾向にあります。
アルバイト・パート・派遣社員であっても、安定した継続収入があるときは、審査に通る可能性もあるでしょう。
アプリを利用した口座開設ができる信用金庫は多いものの、銀行カードローンやネット銀行のアプリのように、借り入れや返済をインターネットバンキングで完結できる状況には至っていない場合がほとんどです。
借り入れや返済の際には、各信用金庫ATMだけではなく、コンビニATMでも取引ができる信用金庫も増えています。
信用金庫の平均金利は、年2.3%〜年14.5%で銀行カードローンやネット銀行の金利と比べても、遜色ありません。
審査期間が最短翌日、融資を受けるまでの期間が最短数日であるため、銀行カードローンよりも早く借り入れられる可能性があります。
例えば、横浜信用金庫カードローンの審査は最短1営業日程度と記載されています。

ただし、信用金庫カードローンはカードレスでの借り入れができないときが多く、銀行カードローンやネット銀行カードローンよりも借り入れが遅れる可能性もあるでしょう。
信用金庫カードローンは、銀行カードローンやネット銀行よりも以前から取引があったかで審査が優遇される可能性もあることから、普段から信用金庫で取引がある方は、積極的に利用することをおすすめします。
金利 | 年2.3%~年14.5% |
審査期間 | 最短翌日 |
無利息期間 | ない場合が多い |
担保・保証人 | 不要 |
限度額 | 10万円~500万円 |
融資スピード | 最短数日 |
申込受付時間 | 24時間 |
申込対象年齢 | 各社により異なる |
Web完結 | △ |
そもそもなぜ審査が甘いカードローンはないの?
カードローンを運営している消費者金融は、貸金業法第13条により申し込み時には必ず審査を行わなければならないのに加えて、貸金業法第16条により「審査が甘い」旨の宣伝を行うことが禁止されています。
(誇大広告の禁止等)
第十六条 貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付けの利率その他の貸付けの条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない。
引用元:賃金業法-eGov法令検索
消費者金融は、借り入れをしようとしている方に対して「審査が甘く簡単に借り入れられる」のような、利用者の借り入れ意欲を搔き立てる広告を打ち出せません。
そのため、「審査が甘い」という考え方自体が存在せず、借り入れをする際には必ず審査に通過する必要があるのです。
カードローンで審査に通ったり、通らなかったりするのは審査が甘いのではなく、貸金業者が独自の審査基準を設けていて、申込者が審査基準を満たしているかどうかに起因しています。
審査が甘いと謳っているところには注意!
「審査が甘い」「誰でも融資できる」などと謳っている広告を見かけたら、違法業者の可能性が高いです。
貸金業法第13条により貸金業者は、審査の実施を義務付けられていて、審査が甘いという概念自体が存在しません。
正規で貸金業を営んでいる貸金業者は必ず日本貸金業協会に加入していて、貸金業登録番号の交付を受けていることから、消費者金融の公式サイトの下部に必ず登録番号が記載されています。

公式サイトを閲覧していて、登録番号がどこにも記載されていないときは違法業者である可能性が高いため、申し込みをしないようにしましょう。
さらに金融庁の登録貸金業者情報検索サービスをチェックすれば、貸金業登録番号が交付されている業者であるかを確実に見極められます。
また、上限金利は利息制限法により定められていて、金利が不当に高いときも違法業者である可能性が高いです。

10万円未満のときに年20.0%、10万円以上~100万円未満の際に年18.0%、100万円以上の場合に年15.0%と定められていて、それぞれの上限金利が超過しているときは、違法業者と判断して間違いないでしょう。
中小消費者金融なら審査が甘いの?
中小消費者金融でも大手消費者金融と同様に貸金業法第13条の定めにより、申し込みの際には必ず審査の実施が義務付けられているため、審査が甘いということはありません。
ただし、大手消費者金融とは異なる独自の審査基準を設けている場合もあり、大手消費者金融の審査に落ちたとしても、中小消費者金融の審査に通る可能性があります。
大手消費者金融が審査をする際は、スコアリングシステムと呼ばれるAIが点数化した情報を基に審査の合否を判断していることから、過去に金融事故を起こして信用情報にキズが付いていると審査に通る確率が低くなるでしょう。
一方で、中小消費者金融は人の手や対面で審査を実施している業者もあり、大手消費者金融よりも審査に通る確率が高くなる可能性もあります。
例えば、フタバの申し込み条件は次の通りです。

フタバで融資を受ける際は、総量規制の対象になり年収の3分の1までしか借り入れられないものの、他社での借り入れが4社以内の方が対象となっていて、大手消費者金融よりも審査基準が緩やかな傾向にあるのがわかります。
また、エイワのように対面与信を継続している中小消費者金融もあります。

対面与信では、年収や勤務先などの基本的なデータだけではなく、申込者の身なりや誠実さによっても審査結果が変わる可能性があるため、間口の広い審査方法といえるでしょう。
カードローンの審査についてよくあるQ&A
最後にカードローンの審査についてよくあるQ&Aについてまとめました。
Q&Aをチェックしてカードローンに関する知識を深めましょう。
カードローンが通らないのはなぜ?
カードローンの審査に通らない主な理由は次の通りです。
- 支払い遅延や滞納の履歴がある
- 年収や職業などの属性情報が審査基準に合わなかった
- 返済能力を超えた希望額で申し込みがあった
- 同時期に複数社に申し込みをしている
- すでに他社からの借り入れが多数ある
- 申し込み内容に誤りや虚偽申告がある
金融機関がカードローンの審査をする際は、信用情報と呼ばれる氏名・生年月日・郵便番号・電話番号などの本人確認情報、申し込み・借入頻度・借入残高・延滞などの履歴を加味して審査の合否を決定します。
さらに支払い遅延や延滞、短期間の複数社への申し込み、他社からの借り入れ情報も記録されるため、該当するときは返済能力がないと判断されて、審査に落ちやすくなるのです。
また、審査条件に合わなかったり、申し込み内容に誤りや虚偽申告があったときも審査落ちの原因になるといわれています。
どこからもお金が借りられない場合はどうすれば良いのか?
どこからもお金が借りられる見込みがないときは、次の対策を取ると良いでしょう。
- 審査落ちしている原因を把握する
- 信用情報を改善して良い履歴を積み上げる
- 他社の借り入れがある場合は借入残高を減らす
- 借入限度額を最低限に設定する
- 正確な情報を申告する
カードローンに申し込みをしても審査落ちするときは、まずは審査落ちしている原因を探ることから始めると良いです。
審査落ちの原因を予測すると次回の申し込みの際に対策が立てやすく、審査に通る確率も上げられます。
信用情報に原因があるときは、支払い遅延や延滞をしないように返済をすること、他社の借入残高を減らすことで徐々に審査が通りやすい状態になるでしょう。
また、申し込みの際にはご自身の年収に合わせて借入限度額を必要最低限に設定し、入力項目を虚偽なく申告すれば、審査に通る確率が引き上げられます。